和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

明治大学 箱根駅伝2023に向けて

12月10日のチームエントリーまでに秋シーズンの振り返りと箱根に向けて、ということでまとめておりますが、師走ということもあり?、間に合わないペースになってきました。可能な限り多くの大学に触れたいと思っていますので、今からギアを入れ替えて書き連ねたいと思います。

さて、本日二記事目として、明治大学について見ていきたいと思います。明治大学は前回、前々回と箱根駅伝のシードを逃しているんですよね。これは、私の中での七不思議の一つですが、よく見ると、ともに一区、二区で出遅れているんですよね。やはり戦国駅伝の中、出遅れは厳禁ということでしょう。それでは、箱根予選会と全日本を振り返りたいと思います。(敬称略)

【箱根予選会】

総合2位 明治大学 10時間41分41秒

10位 1時間02分39秒 富田峻平
11位 1時間02分43秒 児玉真輝
62位 1時間04分09秒 下條乃將
66位 1時間04分15秒 新谷紘ノ介
67位 1時間04分16秒 漆畑瑠人
78位 1時間04分27秒 小澤大輝
82位 1時間04分29秒 室田安寿
90位 1時間04分37秒 櫛田佳希
105位 1時間04分43秒 加藤大
154位 1時間05分23秒 鈴木祐太

以上上位10名
174位 1時間05分41秒 杉彩文海
330位 1時間08分06秒 森下翔太  

トップ通過とも目され、予選を通過して当然という空気の中、そのプレッシャーにも負けず、2位通過はさすがの結果でした。ただ、選手たちには笑顔はありませんでしたね。あくまでも本戦でのシード権獲得、一つでも上の順位が目標になるでしょう。富田選手、児玉選手が62分台でゴールしています。ここで稼げましたよね。また、チーム9番手の加藤選手までが64分台、10番手の鈴木選手も65分23秒と安定した走りでした。本戦に向けては箱根経験者の櫛田選手や加藤選手など走るべき人が本来のコンディションでしっかり走ることが求められます。

【全日本】

総合9位 明治大学 5時間15分29秒

1区:森下 区間8位 27分19秒/総合8位 27分19秒

2区:児玉 区間4位 31分35秒/総合4位 58分54秒

3区:櫛田 区間14位 34分59秒/総合5位 1時間33分53秒

4区:小澤 区間8位 34分37秒/総合7位 2時間08分30秒

5区:新谷 区間13位 37分30秒/総合10位 2時間46分00秒

6区:吉川 区間7位 37分57秒/総合9位 3時間23分57秒

7区:富田 区間8位 51秒36秒/総合9位 4時間15分33秒

8区:尾崎 区間15位 59分56秒/総合9位 5時間15分29秒

続く全日本は三大会連続のシード権獲得を目指しましたが、総合9位という結果に。シード権には届きませんでした。ただ、1区森下選手が有力校から大きく遅れることなくタスキを繋いだこと、2区児玉選手が前回に続き好走したことは収穫だったでしょう。また、新谷選手、吉川選手といった新戦力が三大駅伝を経験できたのも良かったのではないでしょうか。

それでは、箱根駅伝でチームエントリーに入りそうな選手をピックアップしてみます。(敬称略)

4年生:加藤、富田、小澤、漆畑、櫛田、下條

3年生:児玉、杉

2年生:尾崎、新谷、鈴木

1年生:森下、吉川響、室田

4年生は層が厚いです。箱根経験者の加藤選手、富田選手、小澤選手、櫛田選手、下條選手に加え、漆畑選手辺りが入ってくるでしょうか。加藤選手は1年時に2区を好走しており、以来注目している選手です。最後の箱根はベストなコンディションで迎えられると良いなとファンとして思います。富田選手、小澤選手、櫛田選手は往路を走ることになるのではないでしょうか。

3年生は児玉選手は往路で登場するでしょう。1区か3区かどちらかになるのではないかと思っています。箱根予選を走った杉選手も入ってくるでしょうか。来シーズンのことを考えると他の選手たちの登場も待たれますね。

2年生は全日本を走った尾崎選手、新谷選手、箱根予選を走った鈴木選手辺りが入ってくるでしょうか。尾崎選手は全日本8区を走っていますから、期待されているのでしょう。復路のどこかで登場するのではないでしょうか。

1年生は森下選手、吉川響選手、室田選手辺りが入ってくるでしょうか。吉川響選手は5区が希望区間のようで、吉川選手が走れるとなると、4年間アドバンテージになりますよね。

箱根駅伝ではシード権獲得が目標になるでしょう。層の厚い4年生を中心に、皆が万全な状態で臨めれば、シード権は固いのではないかと思います。前回は復路だけなら3位だったんですよね。そういう意味でも、今回は往路から惜しみなくメンバーを投入することになるでしょう。大手町にシード権内で笑顔で戻ってきてくれることに期待しましょう!

東海大学 箱根駅伝2023に向けて

12月になりました。今週末は福岡国際マラソンが開催されます。運営体制変更後、初の開催ですが、どのような中継になるか楽しみにしています。帝京大学在籍中に2年連続箱根5区で区間賞を獲得した市民ランナーの細谷選手も出場するようです。福岡国際マラソンはそれほどアップダウンはないと思いますが、前半に小田部大橋、別府大橋がありますし、後半も橋を渡る際にアップダウンがありますので、どのような走りを見せてくれるか楽しみです。

さて、本日は秋シーズンにおいて、エースが復活するも、足並みが完全には揃っていない印象を受けた東海大学について見ていきます。まずは、箱根予選会、全日本大学駅伝の振り返りから。(敬称略)

【箱根予選会】

総合9位 東海大学 10時間47分03秒

26位 1時間03分18秒 吉田響
47位 1時間03分57秒 石原翔太郎
49位 1時間04分01秒 松崎咲人
58位 1時間04分05秒 鈴木天智
81位 1時間04分29秒 佐藤俊輔
101位 1時間04分43秒 宇留田竜希
146位 1時間05分16秒 竹割真
161位 1時間05分31秒 金澤有真
180位 1時間05分44秒 入田優希
196位 1時間05分59秒 杉本将太
以上、チーム10位以内
236位 1時間06分32秒 湯野川創
270位 1時間07分01秒 川上勇士

石原選手が長い距離への対応が万全とは言えない中でも、しっかりと63分台で走り切り、また石原選手をフォローする形でチームトップの走りを見せた吉田選手の二人が中心になりました。チーム3番手の松崎選手からは64分台の記録、チーム7番手の竹割選手から65分台となりました。10000mの持ちタイムが上位の選手で箱根予選会に出場できていない選手も複数名いたこともあり、総合9位で本戦への切符を獲得しました。戦前はトップ通過とも目されており、それだけの選手が揃っていると思いますので、喜べる結果ではなかったかもしれません。ただ、1位でも9位でも通過は通過ですので、本戦に向けて、チーム全体でコンディションを整えていってほしいなと思う結果でした。

【全日本】

総合10位 東海大学 5時間16分01秒

1区:花岡 区間7位 27分18秒/総合7位 27分18秒

2区:梶谷 区間18位 33分36秒/総合15位 1時間00分54秒

3区:石原 区間1位 33分48秒/総合12位 1時間34分42秒

4区:川上 区間15位 35分16秒/総合13位 2時間09分58秒

5区:佐藤 区間8位 36分43秒/総合11位 2時間46分41秒

6区:宇留田 区間10位 38分21秒/総合12位 3時間25分02秒

7区:松崎 区間11位 52分05秒/総合10位 4時間17分07秒

8区:竹村 区間9位 58分54秒/総合10位 5時間16分01秒

箱根予選会から3週間後に行われた全日本大学駅伝は総合10位と2年連続でシード権を逃すこととなりました。一方で1区を走った花岡選手が区間7位と有力校から秒差の位置で繋いだことは収穫でした。あとは長い距離への対応でしょうか。また、3区を走った石原選手は復活の区間賞。駅伝での強さはピカイチです。こちらも故障の影響もあり距離は踏めていないと思いますので、全日本以降長い距離に合わせてきてくれることでしょう。それ以外の区間区間10番前後が続き、なかなか追い上げることができませんでした。2年生の吉田選手は箱根の山上りに専念するとのことで全日本出走が無かったことも影響したでしょうか。

箱根に向けてエントリーされそうな選手をピックアップしました。(敬称略)

4年生:宇留田、金澤、川上、佐藤、杉本、松崎、竹村

3年生:石原、入田、神園、松尾

2年生:越、梶谷、吉田

1年生:花岡、鈴木、竹割

4年生は層が厚く、大崩れすることなく走ってくれるでしょう。川上選手は2年連続で6区を好走していますから、今回も6区だとすればアドバンテージとなります。松崎選手は前回2区は苦しい走りとなりましたが、今回も3区、4区辺りで登場するのではないでしょうか。その他の4年生も往路を走る可能性もありますが、復路をしっかりと走れそうな選手が揃っています。一つの目標がシード権獲得になると思いますので、10位前後を多くの大学で争う展開になったときのアドバンテージになるかもしれません。

3年生は石原選手が往路に登場するでしょう。神園選手は前回3区のリベンジを果たすべく燃えているでしょうし、入田選手は前回以上の走りを、松尾選手は初の箱根駅伝出走に向け準備をしていることでしょう。

2年生は前回7区好走の越選手のコンディションがいかほどか。万全であれば往路に登場する選手かと思います。吉田選手は前回5区を好走しており、今回も準備を進めているでしょうから、ここでかなりのアドバンテージを築けるのではないでしょうか。梶谷選手は全日本では苦しい走りとなりましたが、10000mの持ちタイムは28分27秒を持っています。ロードの走りに繋げられるか。

1年生は全日本1区好走の花岡選手、箱根予選会でチーム4番手の鈴木選手、同7番手の竹割選手辺りが入ってくるのではないでしょうか。

箱根予選会、全日本と万全ではない印象を受けた東海大学ですが、元々トラックの持ちタイムは有力校にも劣らないレベルです。ロードはトラックでの持ちタイムでは測れない部分はありますが、トラックの結果をロードに繋げてほしいですよね。また、山は上りも下りも計算出来そうですから、これはかなりアドバンテージになると思います。前半の流れ次第ですが、6区終了時に5番手辺りに付けている可能性は十分にあると思います。後半区間をしっかりと4年生が担えれば、前回わずかに届かなかったシード権も奪還することができるのではないでしょうか。

法政大学 箱根駅伝2023に向けて

11月最後の日ですね。箱根駅伝の16人のチームエントリーまで10日となりました。16人のチームエントリーが発表されることで、有力選手のエントリー漏れも分かることになります。このエントリー次第で勢力図が少し動き、それを踏まえて、駅伝ファンが盛り上がりを見せることになります。ちなみに、チームエントリーと同日に実施される、箱根駅伝監督トークバトルも見逃せませんよね。今年も昨年に続きオンラインで開催されるようです。

さて、本日は出雲駅伝は7位に入り、秋シーズンではその勢いを大いに見せつけた法政大学について見ていきたいと思います。

まずは出雲駅伝の振り返りから。(敬称略)

総合7位:法政大学 2時間11分54秒

1区:松本 区間6位/総合6位

2区:松永 区間9位/総合8位

3区:内田 区間4位/総合7位

4区:扇 区間4位/総合6位

5区:小泉 区間3位/総合5位

6区:稲毛 区間10位/総合7位

全体としては、好成績と言える結果だったのではないでしょうか。1区松本選手が区間6位と好走、2区で順位を下げることになりましたが、3区内田選手が各校のエースと互角に渡り合い、区間4位の好走。また、4区扇選手、5区小泉選手がそれぞれ区間4位、3位と好走。選手層がどうかと思われる部分もありましたが、繋ぎの区間と呼ばれる区間での好走はチームにとっても嬉しいですよね。小泉選手は昨シーズンから三大駅伝の主要区間に登場していたので、納得の結果かもしれませんが、扇選手は4年目にして(おそらく)初の三大駅伝でしっかりと役割を果たしました。箱根でも復路をがっちり固めてくれそうですよね。6区で順位を下げることになりましたが、東京国際、東洋、帝京に先着し7位でフィニッシュ。全日本でも見たいと思わせてくれましたが、残念ながら、全日本予選は通過しておらず、次は箱根駅伝でどのような走りをしてくれるか、とても楽しみです。なぜならば、出雲駅伝の結果もそうですが、その後に行われた世田谷ハーフ、日体大記録会、MARCH対抗戦において、多くの選手が自己新記録を叩き出しており、波に乗っているからです。

チーム全体として底上げができている今シーズンの箱根においては、前回の10位を上回る走りを期待してしまいますし、チームとしても5位をひとつの目標にしているようですね。そんな、箱根駅伝にエントリーされそうな選手をピックアップしました。(敬称略)

4年生:内田、扇、川上、中園、松本

3年生:松永、細迫、稲毛、宗像、高須賀

2年生:小泉、武田、宮岡

1年生:矢原、清水

上級生が中心になりそうですね。まずは4年生でチームの大黒柱の内田選手ですよね。ここのところのレースでは快走しか見ていない気がします。出雲でも好走していますし、頼りになるエースでしょう。箱根では往路に登場すると思いますが、1区か2区か。出雲1区を好走した松本選手もコンディション次第ですが、往路に登場してくるのではないでしょうか。中園選手、川上選手は前回箱根で復路を走っていますし、扇選手も出雲走りを見ると復路をしっかりと走ってくれそうです。4年生が復路をしっかり担える大学は強いですから、復路でも戦える布陣が組めるのではないでしょうか。

3年生は松永選手が好調ですよね。上尾ハーフでも好記録を出していましたし、往路に登場するのではないでしょうか。細迫選手は前回5区を走っていますから、経験が活かせるこの区間で登場するかもしれませんね。宗像選手、高須賀選手は直近で10000mの自己ベストを更新していますし、稲毛選手は出雲で最長区間を任されているので、期待されていると思います。

2年生は前回箱根3区を走っており、既にチームの主力となっている小泉選手、同6区で好走した武田選手、上尾ハーフで62分半ばの自己記録を出した宮岡選手辺りが入ってくるでしょう。武田選手は平地の走力も上がっているようなので、前回からの上積みが期待できそうです。法政は6区が強みですよね。

1年生はハーフで64分台で走っている矢原選手や清水選手がエントリーに入ってくるのではないでしょうか。

チームとして非常に勢いを感じる法政大学です。距離が伸びる方が強そうなチームですので、往路でしっかり流れに乗り、復路はしっかりとペースを刻むことができれば、目標とする5位も十分射程圏内と言えるでしょう。有力校をいくつ上回るか非常に注目しています。今回のダークホース的な存在なのではないでしょうか。

東京国際大学 箱根駅伝2023に向けて

先週末はクイーンズ駅伝が開催されました。見どころがたくさんあり、見終わった後もエキサイティングしているそんな駅伝でした。選手の皆さんの走りからとても元気をもらうことができた駅伝であったと思います。やはり、真剣に何かに向き合っている人は格好いいですし、訴えるものがありますよね。個人的に、近年の箱根駅伝はドラマ要素を入れ込み過ぎている感を感じなくは無いですが、駅伝中継とドラマ要素はしっかりバランスした形の放送を見たいなと思いますね。箱根駅伝2023が本当に楽しみです。

さて、本日は東京国際大学について見ていきたいと思います。3年連続箱根のシード権を獲得しており、上位常連校としてのポジションを固めつつあります。一方で、今シーズンの前哨戦の出雲8位、全日本11位と苦しい状況が続いております。主力の山谷選手、ヴィンセント選手の欠場は大きすぎました。箱根駅伝に向けて、この二人が戻ってくることがシード権獲得のためには必須になるのではないでしょうか。それでは、出雲・全日本の結果を振り返ります。(敬称略)

【出雲】

総合8位

1区:冨永 区間8位/総合8位

2区:白井 区間8位/総合9位

3区:丹所 区間5位/総合8位

4区:川端 区間8位/総合8位

5区:堀畑 区間8位/総合8位

6区:村松 区間7位/総合8位

【全日本】

総合11位 東京国際大学 5時間16分41秒

1区:冨永 区間16位 27分41秒/総合15位 27分41秒

2区:丹所 区間8位 32分08秒/総合8位 59分49秒

3区:白井 区間11位 34分35秒/総合8位 1時間34分24秒

4区:宗像 区間13位 35分00秒/総合11位 2時間09分24秒

5区:木村 区間12位 37分28秒/総合13位 2時間46分52秒

6区:川端 区間13位 38分47秒/総合13位 3時間25分39秒

7区:村松 区間12位 52分48秒/総合13位 4時間18分27秒

8区:ムセンビ 区間6位 58分14秒/総合11位 5時間16分41秒

出雲駅伝全日本大学駅伝ともに山谷選手、ヴィンセント選手を欠く中、全員駅伝を求められる大会でした。1区はともに冨永選手が担いました。出雲では途中2位集団から抜け出すなど積極性を見せ、区間8位ではありますが、大きく出遅れることのない走りを見せました。一方、全日本では区間16位と出遅れてしまうことに。全体として、関東地区の出場校の中では区間下位に沈んでおり、箱根駅伝に向けて、少し心配になる結果ではありました。その中でも丹所選手は出雲区間5位、全日本区間8位と気を吐きました。ただ、3年時ほどの走りを見せられてはいないと思いますので、箱根駅伝での大爆走に期待したいですね。また、ムセンビ選手が全日本に登場し、8区区間6位で走っています。仮にヴィンセント選手が走れないとなると、代わりとなるムセンビ選手がどれだけ走れるかというのも気になるところです。また、川端選手は出雲・全日本ともに経験できましたし、全日本では木村選手が出走しました。新戦力が経験できたのも、収穫であったと言えるのではないでしょうか。

さて、今シーズンの状況から、箱根駅伝にエントリーされそうな選手をピックアップしてみました。

4年生:丹所、山谷、ヴィンセント、宗像、堀畑

3年生:川端、林、村松

2年生:牛、木村、倉掛、冨永、白井、山岸、楠木

1年生:前田、大村

4年生は過去の箱根経験者はエントリーに入ってくるのではないかと思います。いずれにしても、山谷選手・ヴィンセント選手の復調はシード権獲得のためには必須となるでしょう。丹所選手には前回並み、もしくはそれ以上の走りを期待してしまいます。宗像選手は全日本では思うような走りができなかったと思いますが、前回9区9位で走っている選手ですので、復路の長距離区間で登場するのではないでしょうか。

3年生は前回8区6位と好走している村松選手、前哨戦の出雲・全日本ともに出走の川端選手、前回6区を走っている林選手辺りがエントリーに入ってくるのではないでしょうか。

2年生は豊富ですよね。前哨戦ともに出走の冨永選手、白井選手は主要区間を任されてもおかしくない選手です。また、前回5区を走っている倉掛選手、激坂最速王を走っている楠木選手は5区候補になるのではないでしょうか。木村選手は全日本出走していますし、山岸選手は上尾ハーフで64分16秒と好走。牛選手は今シーズン5000mの持ちタイムを13分50秒まで上げてきている選手です。スタミナが伴えばというところでしょう。

1年生は上尾ハーフでチーム内上位に入った前田選手、大村選手の二人は入ってくるのではないでしょうか。

前回に比べると、前哨戦でも下位に沈んでいることから、シード権獲得が一つの目標になるのではないでしょうか。前回は往路7位につけ、復路で粘れるかというところですが、順位を上げて5位で大手町に戻ってきました。チームとしての底上げができている証拠であると思います。一方で、全日本では悪い流れを断ち切れなかったということもありますので、箱根に向けては、主力の丹所選手、山谷選手、ヴィンセント選手で好位置につけ、良い流れの中でレースを進める必要があるでしょう。予選会から上がってくる大学でも、大東文化、東海、明治、早稲田など強い大学がシード権を狙ってくるとは思いますが、4年連続のシード権獲得に期待しましょう。

東洋大学 箱根駅伝2023に向けて

本日はクイーンズ駅伝が開催されますね。選手の皆さん、悔いの残らないレースとなると良いなと思いつつ、安全安心な駅伝になることを切に願っております。優勝争いという点では、積水化学が強いのではと思いますが、資生堂も強いですし、プリンセス駅伝から上がってきた九電工も面白いですよね。また、本日は小江戸川越ハーフマラソンが開催され、東洋の選手が多く出場していました。どちらかというとペース走の感はあり、調整の一環としての出場ということであったでしょうか。箱根駅伝に向けて期待が高まります。

本日はその東洋大学について見ていきたいと思います。まずは、出雲、全日本の振り返りから。(敬称略)

【出雲】

総合9位

1区:児玉 区間13位/総合13位

2区:甲木 区間7位/総合10位

3区:石田 区間9位/総合10位

4区:佐藤 区間11位/総合10位

5区:前田 区間9位/総合9位

6区:吉田 区間8位/総合9位

一区で大きく出遅れ、ほぼ見せ場のない駅伝となってしまいました。終始下位に沈み、テレビ中継で取り上げられることもほぼありませんでしたね。強風の中、単独走を強いられたという状況はありましたが、三大駅伝初戦、少し不安な立ち上がりに。

【全日本】

総合8位 東洋大学 5時間13分10秒

1区:奥山 区間15位 27分33秒/総合14位 27分33秒

2区:石田 区間9位 32分21秒/総合9位 59分54秒

3区:児玉 区間10位 34分33秒/総合9位 1時間34分27秒

4区:前田 区間6位 34分24秒/総合8位 2時間08分51秒

5区:九嶋 区間5位 36分35秒/総合7位 2時間45分26秒

6区:村上 区間5位 37分41秒/総合7位 3時間23分07秒

7区:梅崎 区間7位 51分35秒/総合8位 4時間14分42秒

8区:柏 区間7位 58分28秒/総合8位 5時間13分10秒

迎えた全日本、これまで1区を担ってきた児玉選手を3区とし、1区に奥山選手を起用します。しかしなが、1区で総合14位とまたも出遅れてしまうことに。前半のスピード区間では追い上げ叶わずも、4区以降は安定した走りを見せ、8位でフィニッシュ。昨年逃したシード権を見事取り戻しました。また、三大駅伝初出場の村上選手が6区5位と好走したのは収穫であったのではないでしょうか。8区柏選手も夏の北海道マラソンのダメージは少なからずあったと思いますが、区間7位、58分28秒という好記録で走り切りました。出雲からは東洋の持ち味を見せられたとは思いますが、上位校との差を感じずにはいられない前哨戦となったことは確かでしょう。しかし、箱根駅伝には抜群のピーキングを見せ、元々距離が長くなれば、長くなるほど持ち味を発揮するチームです。また、今年度のチームは選手層も厚くなっているため、直前でコンディションが思わしくない選手に替えて、コンディションの良い選手を起用することも可能になっています。駅伝ではミスしないことが求められますので、これは強みになるでしょう。

それでは、箱根駅伝のエントリーに入りそうな選手をピックアップしてみます。(敬称略)

4年生:前田、児玉、木本、清野、柏

3年生:松山、佐藤、九嶋、奥山、熊崎、村上

2年生:石田、梅崎、小林、吉田、甲木

1年生:緒方、西村、網本

4年生は、主将の前田選手が安定した走りを見せてくれます。個人的には、復路の8区から10区でいぶし銀の走りを見せてくれるのが、楽しみです。前回の9区の走りは非常に良かったですからね。最後の箱根ですので、もう一つ殻を破った走りに期待します。また、児玉選手は箱根の1区を2回走っています。前回は遅れてしまいましたが、最後の箱根駅伝は1区の好走を見たいです。児玉選手としても期するものがあるでしょう。その他、木本選手、清野選手、柏選手は誰が走っても復路をしっかりと担えると思います。4年生が充実していることもあり、大きく崩れそうにないのも強みの一つですよね。特に、清野選手は2年連続で10区を走っており、前回大会は区間2位と好走しています。今回も最後の最後までもつれる展開になると思いますので、10区を得意とする清野選手の存在はとても強みになります。

3年生はエースの松山選手がまず上がるでしょう。今シーズンは夏までは順調に来ていたようですが、駅伝シーズンに入る前の故障により出雲、全日本は不出場となってしまいました。箱根に向けては松山選手が2区を走れるかどうかで結果が大きく変わってくると思いますので、何とかコンディションが整うと良いなと思います(もちろん無理だけはしないでほしいです)。他にも、オールラウンダーの佐藤選手、2年連続6区を走っており、今回も6区出走が考えられる九嶋選手、10000mチームトップの記録を持つ熊崎選手も入ってくるでしょう。佐藤選手は出雲以降の状況が分かりませんが、往路も復路も走れそうな印象です。熊崎選手は今シーズン活躍していますよね。往路3区で登場するのではないかと勝手に想像しています。また、全日本出走の奥山選手、村上選手辺りが入ってきそうですね。村上選手は夏の北海道マラソンを走っており、スタミナがある選手ですので、復路後半気温が上がる区間での登場があるかもしれません。

2年生は前回箱根7区を走っている梅崎選手、真のエースとなれるか石田選手。今シーズンの成長著しい、小林選手・吉田選手。長い距離にどこまで対応できるか甲木選手辺りが入ってくるでしょうか。石田選手は前回は距離への対応が十分ではなかったということでしたが、今回は夏の練習もしっかり積めたということで往路の主要区間で登場してくれるのではないでしょうか。梅崎選手は4区や復路8区から10区などタフなコースで持ち味が発揮されそうです。

1年生は緒方選手、西村選手、網本選手が入ってきそうでしょうか。緒方選手は1区もありそうですし、西村選手はクロカンでも強さを発揮していましたので、山の準備をしているのではないかと勝手に想像しています。網本選手も複数回ハーフマラソンも走っており、距離への対応を見せてくれています。

上記の通り、確実に選手層は厚くなっております。上位校に比べるとスピードが及ばない部分があるようにも思えますが、スタミナ面では互角かそれ以上だと思います。そういう意味ではスタミナが求められる箱根駅伝ではしっかりと見せ場を作ってくれるのではないかと思います。酒井監督は現実的に3位が目標になるという趣旨の発言をされていました。確かに、駒澤、青山学院、國學院は10km前後のレースでは格上かもしれません。しかし、箱根駅伝は20kmを超えるレースです。この3校に割って入る筆頭は東洋大学となるかもしれません。

中央大学 箱根駅伝2023に向けて

11月ももうすぐ終わりますね。本当に一年が早いです。昨日はMARCH対抗戦が盛り上がったようですね。この時期になると、大学ごとに取り組み方が全く異なるので、興味深いですよね。全日本以降は基本レースに参加せずに姿を暗ます大学もあれば、ロード、トラックともに参加し、自己ベストを連発することで、勢いを付ける(自信を付ける)大学に分かれています。その中でも、程度の差が出てきますよね。ただ、12月に入るとどの大学も基本的には身を潜め、箱根モードに入っていくことになると思います。今回は展開次第では10区日本橋辺りに観戦に行くのもありかなと思っている今日この頃です。(今年も、駅伝レースでは実質不可能な無観客が打ち出される可能性もありそうですよね。その場合は大人しく最後までテレビに齧り付きます)

さて、本日は昨シーズン全日本、箱根それぞれシードを獲得し、今シーズンは三大駅伝全てに出場することになり、前哨戦ではその存在感を見せつけた中央大学を見ていきたいと思います。まずは、出雲、全日本の振り返りから。(敬称略)

【出雲】

総合3位

1区:吉居大和 区間1位/総合1位

2区:千守 区間3位/総合2位

3区:中野 区間7位/総合3位

4区:阿部 区間3位/総合3位

5区:溜池 区間2位/総合2位

6区:吉居駿恭 区間4位/総合3位

出雲駅伝は優勝候補と周りから言われ、プレッシャーもある中で見事3位に入ってきました。なんといっても、吉居大和選手のロケットスタートですよね。他校を寄せ付けないスタートの走りは今年の箱根で見せてくれたものと同じでした。体調は万全では無かったようですが、ここまでの走りとは、他校からすると本当に脅威です。2区以降も非常に安定した走りを見せました。区間順位だけ見ると、3区の中野選手は関東の下位のように見えますが、他校の並み居る強豪と競った経験は次に活きるでしょう。10000mは既に28分00秒の記録を持っていますので、実力は十分です。また、5区、6区で1年生二人が区間上位で走れたのも大きいですよね。長い距離に適応すれば、箱根でも見られると思わせてくれました。

 

【全日本】

総合7位 中央大学 5時間13分03秒

1区:千守 区間3位 27分13秒/総合3位 27分13秒

2区:山平 区間11位 32分58秒/総合11位 1時間00分11秒

3区:吉居駿恭 区間8位 34分21秒/総合10位 1時間34分32秒

4区:中澤 区間8位 34分37秒/総合10位 2時間09分09秒

5区:若林 区間6位 36分36秒/総合9位 2時間45分45秒

6区:吉居大和 区間1位 37分01秒(区間新)/総合6位 3時間22分46秒

7区:湯浅 区間10位 51分39秒/総合6位 4時間14分25秒

8区:阿部 区間8位 58分38秒/総合7位 5時間13分03秒

続く全日本、出雲の結果を受け、メディアの注目も一段と高まりました。ただ、区間エントリーの時点で吉居大和選手、中野選手が外れる展開。何かあったかなぁと思いましたが、中野選手が補員、大和選手が6区と、スタート前から少し優勝争いから遠のいたという印象ではありました。しかし、大崩れしないのが今の中央ですよね。1区千守選手が素晴らしい滑り出し、2区で後退してしまいましたが、中盤は粘りの走りを見せ、大和選手のところで一気に6位に浮上。ここで、シード権を手繰り寄せました。大和選手のゲームチェンジャーとしての走りが光ります。7区、8区は前を追いたかったところかもしれませんが、まずまずの走りで7位フィニッシュ。前回より一つ順位を上げて、2年連続でシード権を獲得しました。

こうなると、箱根駅伝の走りに俄然注目が集まります。前回6位以上の成績を目指し、トップ3に入りたいところでしょうか。今シーズンの走りを受け、その箱根駅伝でエントリーに入ってくるであろう選手をピックアップしてみました。(敬称略)

4年生:千守、若林、中澤

3年生:吉居大和、中野、湯浅、伊東大翔

2年生:阿部、東海林、山平

1年生:吉居駿恭、溜池、伊東夢翔

4年生の千守選手は出雲、全日本で好走しています。ともに距離の短い出雲2区、全日本1区だったこともあり、長い距離への対応が分かりませんが、二年時に1区を走り、苦しい走りとなりましたので、ぜひリベンジしてほしいですよね。若林選手は三年連続で6区を走っていますし、中澤選手は二年連続復路で好走しています。この二人を復路にしっかり配置することができれば、復路も上位校にも喰らい付けると思いますし、往路の展開次第では優勝争いに食い込むこともできると思います。

3年生では、吉居大和選手、中野選手は往路を担うと思います。特に大和選手がどこを走るか、他校はヤキモキしますよね。今年の1区の暫定エントリーは様子見となりそうです。湯浅選手は前回9区を好走していますから、今回も復路をしっかりと固めてくれると思います。伊東大翔選手も初出場を狙ってくるでしょう。

2年生は阿部選手は前回同様5区を走ることができればアドバンテージとなります。平地の走力も上がっていると思いますので、前回以上の記録が期待できるのではないでしょうか。山平選手は全日本のリベンジを期してくると思いますし、東海林選手も初の三大駅伝に向けて準備していることでしょう。

1年生は吉居駿恭選手が前哨戦二つとも出走してるので、出てくると思います。そのほか、溜池選手、伊東夢翔選手辺りも入ってくることでしょう。

展開次第では往路優勝も狙える布陣だと思います。復路にも選手を残せる選手層があると思うので、シード権は確実に、トップ3の牙城を崩す最先鋒かもしれません。今年も大会を盛り上げてくれること間違いないでしょう。

早稲田大学 箱根駅伝2023に向けて

本日はMARCH対抗戦が開催されましたね。青学の4年生強しという結果である一方、層の厚い4年生が抜ける来シーズンはどうなるかということが非常に気になっております。法政や立教も大変良かったのではないでしょうか。箱根での走りが楽しみです。

さて、本日は前回の箱根で13位とまさかのシード落ち。ただ、花田新監督体制の下、箱根予選会を通過し、全日本大学駅伝では仕上がりの良さを見せつけました。前回も全日本はシード獲得と好成績でしたが、箱根前は戦闘体制になかったとのこと。ここからはいかにピーキングを1月2日、3日に持ってこられるかが鍵となりますね。シード権奪還は最低限の目標となるでしょう。

まずは、箱根予選会と全日本大学駅伝の結果の振り返りから。(敬称略)

【箱根予選会】

総合4位 早稲田大学 10時間42分29秒

9位 井川龍人 1時間02分39秒

16位 佐藤航希 1時間03分05秒

17位 鈴木創士 1時間03分07秒

39位 伊藤大志 1時間03分49秒

51位 石塚陽士 1時間04分02秒

96位 菅野雄太 1時間04分41秒

114位 間瀬田純平 1時間04分50秒

125位 諸富湧 1時間04分58秒

130位 北村光 1時間05分03秒

217位 安田博登 1時間06分15秒

以上、上位10人

257位 菖蒲敦司 1時間06分52秒

289位 山口智規 1時間07分23秒

チームトップは井川選手でさすがの走りですが、佐藤選手がチーム2番手に入ったのは非常に嬉しかったです。昨シーズンは全日本、箱根と思うような走りができていなかった印象でしたが、今シーズンは頼りになりそうです。6番手の菅野選手までが総合100位以内で、9番手の北村選手が130位という結果です。15km辺りまでチーム5番手辺りを走っていた山口選手が途中苦しくなったことから、総合順位を下げてしまいましたが、4位で箱根駅伝への出場権を獲得しました。菖蒲選手はチーム11番手ではありましたが、一時走り込みができていなかったということである程度想定内だったのかもしれません。中心となる選手ですから、今後上げていってくれることでしょう。

【全日本】

総合6位 早稲田大学 5時間12分53秒

1区:間瀬田 区間11位 27分24秒/総合10位 27分24秒

2区:井川 区間6位 31分49秒/総合6位 59分13秒

3区:石塚 区間3位 33分59秒/総合3位 1時間33分12秒

4区:山口 区間3位 34分01秒/総合2位 2時間07分13秒

5区:小指 区間11位 37分12秒/総合3位 2時間44分25秒

6区:菖蒲 区間15位 38分58秒/総合8位 3時間23分23秒

7区:伊藤 区間5位 51分18秒/総合7位 4時間14分41秒

8区:佐藤 区間5位 58分12秒/総合6位 5時間12分53秒

前回に続き6位でシード権を獲得しました。井川選手はこちらも流石の走りでしたが、3区、4区が非常に良い走りをしました。特に4区を走った山口選手は箱根予選会では後半苦しくなってしまいましたが、ここでは区間3位と好走しました。箱根でも好走に期待せざるを得ませんね。5区、6区は区間二桁となってしまいましたが、それぞれ駅伝で実績を残している選手です。箱根に向けてコンディションを整えてきてくれるでしょう。また、7区、8区が良かったですよね。伊藤選手は前半区間かと思っていましたが、7区を任され他校のエースが集まる中、区間5位の走りを見せてくれました。長い距離にも早いペースで押していけることを証明しました。8区の佐藤選手は箱根予選会に続いての好走。箱根でも十分に往路の主要区間を担えるまでになっているのではないかと思います。

その、箱根駅伝に向けて、エントリーされそうな選手は以下の選手たちでしょうか。(敬称略)

4年生:井川、鈴木、小指、安田

3年生:菖蒲、北村、佐藤、諸富、柳本、辻

2年生:石塚、伊藤、伊福、菅野

1年生:間瀬田、山口

元々部員数が少ないこともありますので、走るべき人が走ることがまず第一になりそうです。4年生は井川選手、鈴木選手は往路に登場することになるでしょう。小指選手は前々回大会の9区のような走りが出来るまで戻ってくるとすれば、チームにとって大きなプラスになります。3年生は佐藤選手は往路候補でしょう。その他の選手では北村選手は1年時に6区を好走していますから、復調が待たれます。菖蒲選手も初の箱根に向けて調整しているところでしょう。2年生は石塚選手は前回同様4区もあると思います。伊藤選手は前回5区を走っていますが、今回は平坦区間かなぁと思います。伊福選手は上尾ハーフで好走していますので、勢いそのままに箱根に登場したいです。1年生は間瀬田選手、山口選手は入ってくるでしょう。特に、山口選手は往路に登場するかもしれませんよね。

チームの主力として、井川選手、鈴木選手、佐藤選手、石塚選手、伊藤選手、山口選手辺りが往路に登場するのではないかと思います。選手層は上位校には及ばないところがあるかと思いますので、全日本同様前半で上位に付けたいですよね。前回大会はスタートから出遅れ、上げられない展開でしたので、同じ展開になることは避けたいと思いますので、1区は順当に行けば井川選手かなぁと思っています。そのまま主力を惜しみなく注ぎ込み、良い流れで進めていく展開かと思います。山の5区、6区はゼロベースで考えることになると思います。ピーキングがうまく行き、走るべき人が走る展開に持っていければ、シード権は固く、一つでも上の順位を狙える布陣だと思います。