箱根駅伝の全日程が一昨日終わりました。例年、復路は圧勝という展開が多いのですが、今回は復路終盤までどうなるか分からない非常に面白い展開でした。また、上位争いという点でも、復路終盤で5校が集団で走るなど、各校の実力が拮抗していることも証明されました。さらには、大学長距離全体としてレベルが上がっているため、復路もこれまで以上のタイムが求められると改めて感じた次第です。
昨夜は改めて結果を振り返るなどしていたため、アップできませんでしたが、総合結果について大学ごとに見ていき、感想もまとめていきたいと思います。なお、往路は往路だけで以下にまとめていますので、よろしければご覧くださいませ。
1位 駒澤大学 10:47:11
1区 円 区間2位 1:02:53/総合2位 1:02:53
2区 田澤 区間3位 1:06:34/総合2位 2:09:27
3区 篠原 区間2位 1:01:58/総合2位 3:11:25
4区 鈴木 区間3位 1:01:00/総合1位 4:12:25
5区 山川 区間4位 1:10:45/総合1位 5:23:10
6区 伊藤 区間1位 0:58:22/総合1位 6:21:32
7区 安原 区間5位 1:03:18/総合1位 7:24:50
8区 赤星 区間4位 1:04:37/総合1位 8:29:27
9区 山野 区間3位 1:08:26/総合1位 9:37:53
10区 青柿 区間2位 1:09:18/総合1位 10:47:11
往路は抜きつ抜かれつの気の抜けない展開。円選手がしっかりと滑り出し、田澤選手が体調が万全でない中でもハイレベルな走りを見せてくれ流れに乗れました。前回後退した3区篠原選手にはプレッシャーがあったと思いますが、冷静な走りで青山学院との差を広げました。4区鈴木選手が復活の走りで青山学院と1秒差でタスキを繋ぎました。ここで削り出した1秒はたった1秒ですが、大きかったかもしれません。5区山川選手はインタビューでは反省しきりでしたが、1年生らしからぬ落ち着いた走りで往路優勝のテープを切りました。迎えた復路、6区は予想外に1年生の伊藤選手。しかしそんな周囲の心配を吹き消すほどのハイペースでレースを進めました。2位の中央大学が詰めてくると思いきや、突き放す区間賞の走りを見せてくれました。伊藤選手のこの走りが非常に大きかったですよね。万一、6区で中央に追いつかれていたとしたら、レースは全然違った展開になっていたと思います。上りも下りもまだ1年生ということで、まだまだ駒澤の箱根の覇権は続くのではないかと思わせてくれますね。同学年には佐藤圭汰選手がいて、刺激を受けていると思いますし、4年生には田澤選手がいて、これまで刺激になるという良い循環ができていると思います。7区は元々は控え予定だったという安原選手。佐藤選手のコンディションが万全ではないということで7区に回りましたが、前回の悔しさを晴らす見事な走りで首位をキープします。8区赤星選手は初の箱根となりましたが、冷静にレースを進め終盤で追いかけてくる中央大学を突き放すという走りを見せてくれました。駒澤大新記録だったようですね。8区で差を広げることができたのは残る2区間が非常に楽になったと思います。9区山野選手は前回の自信の走りを超えるタイムで中央とのタイム差を広げ、9区終了時にほぼ駒澤か、という展開に。10区は2年連続青柿選手が担い、前回の自信のタイムを上回る走りで三冠のゴールテープを切りました。区間賞は6区のみでしたが、全選手が区間5位以内の安定した走りを見せ、有力校の多くが凸凹駅伝になる中で安定した走りが光ましたね。今回4年生は1区、2区、9区のみでしたので、来年は今回の経験者が7人残ります。そのほかにも唐澤選手、白鳥選手など強い3年生世代が最終学年となります。チームとして勢いもあるでしょうから、2年連続シードに向けて再始動してほしいですね。本当におめでとうございました。
2位 中央大学 10:48:53
1区 溜池 区間4位 1:03:02/総合4位 1:03:02
2区 吉居大和 区間1位 1:06:22/総合1位 2:09:24
3区 中野 区間1位 1:01:51/総合1位 3:11:15
4区 吉居駿恭 区間5位 1:01:49/総合3位 4:13:04
5区 阿部 区間3位 1:10:36/総合2位 5:23:40
6区 若林 区間2位 0:58:39/総合2位 6:22:19
7区 千守 区間4位 1:03:15/総合2位 7:25:34
8区 中澤 区間7位 1:04:58/総合2位 8:30:32
9区 湯浅 区間6位 1:08:54/総合2位 9:39:26
10区 助川 区間3位 1:09:27/総合2位 10:48:53
前回総合6位となり、久しぶりにシード権を獲得した中央大学ですが、今回は2位まで上がってきましたね。100回大会で目標とする総合優勝に向けて弾みがついたのではないでしょうか。1区溜池選手が難しい展開の中、途中飛び出すなど積極的にレースを進め、区間4位と大健闘。2区吉居大和選手、3区中野選手が連続区間賞でトップを守ります。吉居駿恭選手は難しい4区を任され順位は落としたものの区間5位と素晴らしい走り。5区阿部選手は前回よりもタイムを短縮し、往路2位、駒澤とは30秒差でゴールしました。復路は6区若林選手が前回の記録を上回る好走を見せるも、駒澤がその上を行ったため、タイムが縮まらず。7区千守選手は駒澤を上回る好走を見せるも、タイムはわずかに縮まるのみ。追いかける展開は難しいことが伝わってくる展開でした。8区中澤選手、9区湯浅選手、10区助川選手はいずれも区間上位で好走しましたが、その上を行った駒澤との差は縮まらず、そのまま2位でゴール。嬉しさと悔しさが入り混じる結果だったのではないでしょうか。来年に向けては往路のメンバーは皆残る一方、復路は4人が4年生でした。近年は、各大学選手層が厚くなり、復路もレベルアップしています。安心して復路を任せられる4年生の卒業のダメージは大きいと思いますが、新チームの中からそういう選手が出てくるでしょう。
3位 青山学院大学 10:54:25
1区 目片 区間7位 1:03:04/総合7位 1:03:04
2区 近藤 区間2位 1:06:24/総合3位 2:09:28
3区 横田 区間8位 1:02:23/総合3位 3:11:51
4区 太田 区間2位 1:00:35/総合2位 4:12:26
5区 脇田 区間9位 1:12:47/総合3位 5:25:13
6区 西川 区間20位 1:03:23/総合7位 6:28:36
7区 佐藤 区間7位 1:03:33/総合8位 7:32:09
8区 田中 区間5位 1:04:50/総合8位 8:36:59
9区 岸本 区間1位 1:07:27/総合3位 9:44:26
10区 中倉 区間7位 1:09:59/総合3位 10:54:25
1区目片選手が区間7位で大きく遅れることなくタスキをつなぐと、2区近藤選手が区間2位の走りで3位浮上。3区初の箱根となった横田選手が終盤まで駒澤篠原選手を引っ張る形でレースを進めますが、最後に交わされることに。ただ、4区太田選手がこの差をゼロにする素晴らしい走りで5区にタスキリレー。しかし、今年の青学の山は誤算が続き、6区を走る予定であった脇田選手が急遽5区出走。そんな中でも区間9位と粘りの走りを見せますが、駒澤とは2分03秒の差で往路を折り返すことになりました。しかしながら、6区を準備していたにもかかわらず、5区をしっかりとまとめられるのは本当にすごいことだと思います。胸を張って次のステージに進んでほしいですよね。山候補に体調不良者、故障者が相次ぐ中、6区を任されたのが西川選手でした。下級生の頃から山下りの準備はしていたようで、適性はある選手だったとは思いますが、直前のバタバタで中々対応が難しかったかもしれません。区間20位となり、7位まで順位を落とすことになりました。悔しい結果であったと思いますが、箱根駅伝を走れることだけでもすごいことだと思いますので、今回の経験を今後に繋げてほしいですよね。注目度が高い大会だけに苦しい部分もあると思いますが、苦しみや挫折を経験した人にしか見えない景色がきっとあるはずです。7区は駅伝男の佐藤選手ではありましたが、中々難しい展開ということもあり、区間7位に留まりました。来シーズンがラストイヤーですので、今回の思いをぜひ来シーズンにぶつけてほしいです。8区田中選手は前回大会出走が叶わず悔しい思いをした選手です。今回は出走できて嬉しい反面、結果は悔しいものであったと思います(区間5位なので、十分好走ですが)。次回はどんな走りを見せてくれるでしょうか。9区は岸本選手が担い、序盤からハイペースで飛ばし、区間2位に1分近い差を付ける圧巻の区間賞で8位から一気に表彰台圏内の3位に上がってきました。この時点で2位の中央とは5分ほどの差があり、10区中倉選手はそのままの順位でゴール。連覇はなりませんでしたが、今回の敗戦を受けて青山学院は変わる気がします。これまで以上にチーム全体で上を狙う駅伝軍団が出来上がるのではないでしょうか。そのためには三大駅伝経験の少ない現3年生と強力な世代である現2年生がしっかりと台頭してくる必要がありますね。来シーズンの青山学院にも期待しましょう!
4位 國學院大学 10:55:01
1区 青木 区間12位 1:03:16/総合12位 1:03:16
2区 平林 区間7位 1:07:32/総合6位 2:10:48
3区 山本 区間5位 1:02:07/総合4位 3:12:55
4区 藤本 区間4位 1:01:48/総合5位 4:14:43
5区 伊地知 区間7位 1:12:27/総合4位 5:27:10
6区 島﨑 区間12位 0:59:59/総合4位 6:27:09
7区 上原 区間6位 1:03:21/総合3位 7:30:30
8区 高山 区間13位 1:05:32/総合3位 8:36:02
9区 坂本 区間10位 1:09:14/総合7位 9:45:16
10区 佐藤 区間4位 1:09:45/総合4位 10:55:01
4本柱で主将の中西大翔選手が故障で欠場する中、新しい戦力が躍動した箱根駅伝でしたね。往路は青木選手、平林選手、山本選手、伊地知選手の主力に加え、おそらく中西選手の代役になったであろう藤本選手がいずれも好走。しかも、平林選手、伊地知選手は全日本以降故障した時期もあったようで万全ではなかったとか。そんな中で往路4位と存在感を示しました。復路は初の箱根出走となる選手も多くどうなるかと思いましたが、6区島﨑選手が区間12位、7区上原選手が区間6位、8区高山選手が区間13位、9区坂本選手が区間10位、10区佐藤選手が区間4位と大崩れすることなく繋ぎ、往路順位と同じ総合4位でゴール。7区上原選手、10区佐藤選手の好走、8区高山選手の経験は来シーズンに必ず活きるでしょう。来シーズンも大学駅伝の中心にいることになると思いますが、未だ達成していない全日本・箱根の優勝に向けて頑張ってほしいですね。
5位 順天堂大学 10:55:18
1区 野村 区間6位 1:03:03/総合6位 1:03:03
2区 三浦 区間12位 1:08:11/総合8位 2:11:14
3区 伊豫田 区間7位 1:02:22/総合8位 3:13:36
4区 石井 区間15位 1:03:46/総合11位 4:17:22
5区 四釜 区間2位 1:10:19/総合6位 5:27:41
6区 村尾 区間17位 1:01:15/総合8位 6:28:56
7区 浅井 区間3位 1:03:04/総合7位 7:32:00
8区 平 区間3位 1:04:17/総合6位 8:36:17
9区 藤原 区間16位 1:10:19/総合8位 9:46:36
10区 西澤 区間1位 1:08:42/総合5位 10:55:18
令和のクインテットの最終年でしたね。往路は前回の経験者を並べ、戦前は往路優勝もあるのではないかと言われていましたが、区間二桁が二区間あり、叶いませんでした。ただ、前回出遅れた1区では野村選手が区間6位と良い流れを作り、5区四釜選手は区間2位(区間新)で走り、往路6位の立役者となりました。復路は6区の出だしで順位を落としてしまいましたが、7区初の箱根となった浅井選手が区間3位、8区平選手が前回の悔しさを晴らす区間3位の走りで4位まで浮上。9区で順位を落としてしまいましたが10区西澤選手が区間賞と素晴らしい走りで5位でFINISH。4年間の思いをのせた渾身の走りだったのではないでしょうか。来シーズンに向けては、やはり現4年生の卒業の影響が非常に大きそうです。現3年生は三浦選手、石井選手に次ぐ選手の登場が待たれます。現2年生世代は浅井選手、海老澤選手、油谷選手が大学駅伝を経験しました。これら選手を中心に全く違うチームとなって帰ってきてくれることでしょう。
6位 早稲田大学 10:55:21
1区 間瀬田 区間14位 1:03:23/総合14位 1:03:23
2区 石塚 区間10位 1:08:05/総合14位 2:11:28
3区 井川 区間2位 1:01:58/総合5位 3:13:26
4区 佐藤 区間6位 1:02:18/総合6位 4:15:44
5区 伊藤 区間6位 1:11:49/総合5位 5:27:33
6区 北村 区間3位 0:58:58/総合3位 6:26:31
7区 鈴木 区間12位 1:04:12/総合4位 7:30:43
8区 伊福 区間10位 1:05:20/総合4位 8:36:03
9区 菖蒲 区間9位 1:09:12/総合6位 9:45:15
10区 菅野 区間10位 1:10:06/総合6位 10:45:21
予選会4位から見事1年でシード圏内に戻ってきましたね。部員数が少ないため、選手層が決して厚いわけではない中、高校時代から名の知れた選手たちと叩き上げの選手が見事に融合し、素晴らしい結果だったのではないでしょうか。花田監督以下、目指しているところはもっと高いようですが、やるべきことをしっかりと積み上げて、また優勝を争うチームを作ってくることでしょう。レースを振り返ると、1区、2区はなんとか凌ぎ、3区井川選手が決意の走りで14位から5位まで順位を押し上げました。これで完全に流れに乗り、4区佐藤選手、5区伊藤選手はともに区間6位の走りを見せ、往路は5位で折り返しました。この二人は全日本の走りもそうでしたが、今シーズンは非常に安定した走りを見せてくれました。復路は6区に北村選手が戻ってきました。ぶれない走りで区間3位となりここで3位浮上。鈴木選手は区間12位と若干苦しい走りとなりましたが、8区以降の初の箱根となった伊福選手、菖蒲選手、菅野選手が区間10位、9位、10位と粘り、6位でフィニッシュ。井川選手、鈴木選手の抜ける穴は決して小さくないと思いますが、今回走らなかったメンバーには山口選手もいましたので、まだまだ早稲田は強くなりそうです。
7位 法政大学 10:55:28
1区 松永 区間3位 1:03:00/総合3位 1:03:00
2区 内田 区間8位 1:07:53/総合7位 2:07:53
3区 川上 区間13位 1:02:52/総合10位 3:13:45
4区 扇 区間7位 1:02:19/総合8位 4:16:04
5区 細迫 区間10位 1:12:49/総合8位 5:28:53
6区 武田 区間5位 0:59:18/総合5位 6:28:11
7区 宮岡 区間8位 1:03:46/総合6位 7:31:57
8区 宗像 区間1位 1:04:16/総合5位 8:36:13
9区 中園 区間5位 1:08:46/総合5位 9:44:59
10区 高須賀 区間13位 1:10:29/総合7位 10:55:28
戦前から総合5位が狙える戦力と思っていましたが、終始良い位置でレースを進めました。1区松永選手が六郷橋の上りで遅れたと思いましたが、タスキ渡しのタイミングでは区間3位で持ってきました。最後まで諦めない粘りの走りが法政に勢いをもたらしましたね。内田選手はエースが集結した2区でしっかりと67分台で走り切りました。少し前だとこのタイムなら区間賞トップレベルのタイムでしたが、今はこのタイムでも順位を落とすことになりますね。靴の影響もあると言われますが、確実に選手たちのレベルが上がっていると思います。3区川上選手、4区扇選手安定した走りでタスキを繋ぎ山へ。2年連続5区を担った細迫選手は前回のタイムを2分近く縮める素晴らしい走りで往路8位で折り返し。さらに強さを見せつけたのが復路でした。6区武田選手でうまく滑り出すと、7区宮岡選手が区間8位、8区宗像選手が区間賞、9区中園選手が区間5位の走りで9区終了時点で総合5位に。10区で区間賞を取った選手にも交わされてしまい、総合7位となりましたが、5位とは10秒差。持てる力を十分に発揮したのではないでしょうか。これで連続シードですね。今回4年生が4人走っており、卒業のダメージは大きいですが、今回走らなかった選手でも主力の小泉選手などがいますので、来年はもっと上を目指せるのではないかと思います。法政の躍進が楽しみです。
8位 創価大学 10:55:55
1区 横山 区間5位 1:03:02/総合5位 1:03:02
2区 ムルワ 区間6位 1:07:29/総合5位 2:10:31
3区 山森 区間14位 1:02:58/総合6位 3:13:29
4区 嶋津 区間8位 1:02:20/総合7位 4:15:49
5区 野沢 区間13位 1:13:26/総合10位 5:29:15
6区 濱野 区間4位 0:59:12/総合6位 6:28:27
7区 葛西 区間1位 1:02:43/総合5位 7:31:10
8区 桑田 区間9位 1:05:07/総合6位 8:36:17
9区 緒方 区間2位 1:08:23/総合4位 9:44:40
10区 石丸 区間15位 1:11:15/総合8位 10:55:55
4年連続シード獲得となりました。シード常連校の地位を固めつつありますね。1区は全日本に続き横山選手が担いました。六郷橋の上りで遅れるシーンがありましたが、ラストの粘り・追い上げで区間5位でタスキリレー。2区にムルワ選手が控える中、最高の立ち上がりとなりました。ムルワ選手は区間6位ではありましたが、総合5位をキープ。67分29秒で区間6位ですから、近年2区のレベルが一気に上がっています。3区山森選手は区間14位ではありましたが、62分58秒と好走、嶋津選手は前回のタイムには及びませんでしたが、区間8位と好走。1年生ながら5区を任された野沢選手が区間13位で73分台とわずかに後退。総合10位で往路を終えました。強さを見せつけたのは復路でしたよね。6区濱野選手が3年連続の山下りで区間4位の走りを見せ、4人を抜いて勢いをつけると、7区葛西選手が区間賞、8区桑田選手も区間9位と粘り、9区緒方選手が2年前の石津選手の走りに迫る素晴らしい走りで区間2位、総合4位まで浮上します。10区を任されたのは1年生の石丸選手であり、さすがに23km区間は苦しかったか区間15位で総合8位でフィニッシュ。石丸選手は出雲・全日本ともに出走しており、今後を期待されての起用であったのでしょう。今回も存在感を示すレースとなったと思います。来シーズンに向けては強い4年生世代(今回は6人出走)が卒業する影響が非常に大きくはありますが、3年生以下の強化も着々と進んでいますので、上位候補として上がってくるのではないでしょうか。
9位 城西大学 10:58:22
1区 野村 区間11位 1:03:13/総合11位 1:03:13
2区 斎藤 区間15位 1:08:46/総合15位 2:11:59
3区 キムタイ 区間11位 1:02:41/総合13位 3:14:40
4区 鈴木 区間18位 1:04:24/総合13位 4:19:04
5区 山本 区間1位 1:10:04/総合9位 5:29:08
6区 大沼 区間15位 1:00:32/総合10位 6:29:40
7区 林 区間9位 1:03:58/総合9位 7:33:38
8区 櫻井 区間14位 1:05:35/総合10位 8:39:13
9区 平林 区間8位 1:09:11/総合10位 9:48:24
10区 山中 区間6位 1:09:58/総合9位 10:58:22
1区野村選手が集団から秒差の区間11位で繋ぎ流れを作ると、2区1斎藤選手、3区斎藤選手、4区鈴木選手いずれも1年生が粘りの走りで順位を13位に下げるまでに留まり、5区の山本唯翔選手へ。前々回1年生ながら区間6位と好走した山本選手は山をスイスイと駆け上がり、区間新の区間賞で順位を4つ上げ、往路9位で折り返し。復路は全員箱根初出場の選手でしたが、大きなミスなくタスキを繋ぎ、総合9位で大手町に戻ってきました。特に9区平林選手、10区山中選手はそれぞれ区間8位、区間6位と追いかける東洋、明治、東京国際辺りから逃げる走りは素晴らしかったですね。今回走った選手さ全員3年生以下です。来年も今回のメンバーが残ると思うと、Top5も狙えるかもしれませんね。今回のシード権獲得でチームとしても勢いがついたと思いますので、来シーズンの躍進に期待しましょう。
11位 東洋大学 5:30:42
1区 児玉 区間17位 1:03:40/総合17位 1:03:40
2区 石田 区間19位 1:10:04/総合19位 2:13:44
3区 小林 区間9位 1:02:33/総合16位 3:16:17
4区 柏 区間13位 1:03:04/総合14位 4:19:21
5区 前田 区間5位 1:11:21/総合11位 5:30:42
6区 西村 区間13位 1:00:13/総合11位 6:30:55
7区 佐藤 区間15位 1:04:35/総合12位 7:35:30
8区 木本 区間1位 1:04:16/総合11位 8:39:46
9区 梅崎 区間4位 1:08:36/総合9位 9:48:22
10区 清野 区間9位 1:10:04/総合10位 10:58:26
18年連続のシード権はなんとか獲得しましたが、凸凹駅伝になってしまいましたね。松山選手が16人のエントリーから外れ、また直前で石田選手が体調不良、主力の九嶋選手や熊崎選手が欠場する中、なんとか掴み取ったシード権という印象でした。1区児玉選手が六郷橋手前で集団から遅れ、トップと54秒差の区間17位となると、2区石田選手は体調不良の影響もあったか、流れに乗れず一時最下位を走る苦しい走りにとなり総合19位で3区へ。3区初の箱根となった2年生の小林選手が難しい展開の中、62分33秒、区間9位の好走で順位を3つ上げます。4区は学生で唯一MGCの出場権を獲得している柏選手が初の箱根で淡々とペースを刻みます。区間13位と区間順位は二桁となってしまいましたが、ここでも順位を2つあげ14位で5区へ。区間エントリーで駅伝ファンがざわついた5区は主将の前田選手が担いました。展開が展開だけに序盤から突っ込み、苦しそうな表情を見せていましたが、気力で山を駆け上がり区間5位の好走。往路を11位で折り返します。東洋の往路を救ってくれた本当に頼りになるキャプテンです。4年間箱根皆勤賞で全て担う区間が異なる(8区、3区、9区、5区)というどんな状況でも安心して任せられる選手でしたね。巻き返しを図りたい復路ですが、6区区間13位、7区区間15位と序盤から追い上げることはできませんでした。いよいよシード権獲得に黄色信号が灯りつつあった8区で木本選手が区間賞の走りを見せ、10位が見える位置まで追い上げました。前回大会は4区で悔しい走りとなった木本選手でしたが、今回8区でリベンジを果たしました。追い上げムードができた中、9区梅崎選手が区間4位の好走を見せ9位に浮上。11位とは1分以上の差がつきました。10区は3年連続で清野選手が担いました。前回ほどの快走とはいきませんでしたが、追ってくる東京国際に一時詰められるも最後突き放す走りでシード権を確保しました。今回往路序盤は出遅れることが想定されていましたが、まさか2区途中では最後尾を経験することは想像だにしませんでした。その後も凸凹駅伝となってしまい、うまく上に上がることができませんでした。今回の悔しい経験をばねに来シーズンはぜひTOP3に戻ってきてほしいです。今回出られなかった松山選手を中心に、今回出走した石田選手、小林選手、西村選手、佐藤選手、梅崎選手もいますし、九嶋選手、熊崎選手など選手は揃っていると思います。2020年の箱根駅伝も10位となり、次の箱根では3位に戻ってきましたので、同様に来シーズンは鉄紺の逆襲を見せてくれるでしょう!
11位 東京国際大学 5:27:49
1区 山谷 区間10位 1:03:09/総合10位 1:03:09
2区 丹所 区間11位 1:08:06/総合10位 2:11:15
3区 白井 区間12位 1:02:44/総合12位 3:13:59
4区 ヴィンセント 区間1位 1:00:00/総合4位 4:13:59
5区 川端 区間14位 1:13:50/総合7位 5:27:49
6区 吉住 区間18位 1:01:49/総合9位 6:29:38
7区 山岸 区間13位 1:04:21/総合11位 7:33:59
8区 宗像 区間19位 1:06:32/総合12位 8:40:31
9区 村松 区間7位 1:09:07/総合11位 9:49:38
10区 堀畑 区間11位 1:10:20/総合11位 10:59:58
4年連続シードとはならず、シード権を逃すことに。前哨戦の戦いから、厳しい戦いになることも想定されましたが、それでもヴィンセント選手というゲームチェンジャーもいるので、シード権になんとか届くかと思いましたが、11位という結果に。区間一桁がヴィンセント選手の区間賞と9区村松選手の区間7位のみでしたね。特に復路については17位と下位に沈むこととなりました。ヴィンセント選手含む強い4年生が卒業し、新たなチームを作らないといけない状況です。現2年生世代は層が厚くなっていますし、どうやら留学生の入学もあるようで、来シーズンどのようなチームになって戻ってきてくれるか楽しみです。
12位 明治大学 5:31:29
1区 富田 区間1位 1:02:44/総合1位 1:02:44
2区 小澤 区間14位 1:08:43/総合13位 2:11:27
3区 森下 区間4位 1:02:05/総合7位 3:13:32
4区 尾崎 区間11位 1:02:48/総合10位 4:16:20
5区 吉川 区間15位 1:15:09/総合12位 5:31:29
6区 堀 区間8位 0:59:33/総合12位 6:31:02
7区 杉 区間1位 1:02:43/総合10位 7:33:45
8区 加藤 区間8位 1:05:06/総合9位 8:38:51
9区 下條 区間17位 1:10:53/総合12位 9:49:44
10区 漆畑 区間18位 1:11:53/総合12位 11:01:37
1区富田選手が区間賞の走りで素晴らしい滑り出し。2区小澤選手が各校のエースが集結する中で区間14位の68分台で粘りました。3区は1年生の森下選手が担い、区間4位と好走し、7位に浮上そ、流れを取り戻します。この後も上げていきたかったところではありますが、4区尾崎選手が区間11位、5区吉川選手が区間15位と上がりきらず、往路を12位で終えました。追い上げていきたい復路は6区堀選手が区間8位の走りで前を行く城西、東洋との差を詰めます。7区は初の箱根となった杉選手が快調に飛ばし、見事区間賞を獲得。総合10位に浮上し、シード圏内に入ってきました。8区加藤選手も区間8位と流れを繋ぎ9位まで浮上。シード権争いで優位に立ったかと思いましたが、9区、10区がそれぞれ区間17位、18位となり、総合12位でフィニッシュ。これで3年連続でシードを落とすことに。主力の櫛田選手、児玉選手の欠場が痛かった部分があったでしょうか。層の厚かった4年生世代が卒業します。今回も5人4年生が出走していますので、その穴は小さくないと思います。現時点での箱根経験者は3年生の児玉選手、杉選手、2年生の尾崎選手、1年生の吉川選手、森下選手、堀選手ですかね。これら選手を中心に、また予選会を勝ち上がり次回こそはシード権を獲得してほしいなと思います。
13位 帝京大学 11:03:29
1区 小野 区間16位 1:03:30/総合16位 1:03:30
2区 西脇 区間17位 1:09:13/総合16位 2:12:43
3区 小林 区間17位 1:04:12/総合17位 3:16:55
4区 柴戸 区間12位 1:02:52/総合15位 4:19:47
5区 新井 区間8位 1:12:33/総合14位 5:32:20
6区 山田 区間16位 1:00:58/総合14位 6:33:18
7区 北野 区間17位 1:04:59/総合15位 7:38:17
8区 山中 区間6位 1:04:52/総合14位 8:43:09
9区 末次 区間15位 1:09:57/総合13位 9:53:06
10区 日高 区間12位 1:10:23/総合13位 11:03:29
ここのところ、5年連続でシードを獲得しておりましたが、その連続記録が途絶えることに。遠藤選手をはじめ強い世代が抜けた翌年です。戦力的なダウンは否めないところではありましたが、箱根に向けてはしっかり仕上げてくる中野マジックがありますので、良い意味で期待を裏切ってくれるかとも思われましたが届かず。下級生4人が往路を担ったこと、8区で山中選手が区間6位で走ったことは来シーズンに向けてプラスになると思います。帝京大学はこのままでは終わらないと思いますので、来シーズンの帝京大学の活躍から目が離せないことになるのかもしれません。
14位 山梨学院大学 11:04:02
1区 木山 区間8位 1:03:05/総合8位 1:03:05
2区 ムルア 区間5位 1:07:22/総合4位 2:10:27
3区 村上 区間19位 1:04:31/総合14位 3:14:58
4区 北村 区間10位 1:02:46/総合12位 4:17:44
5区 新本 区間18位 1:15:55/総合16位 5:33:39
6区 髙田 区間10位 0:59:53/総合15位 6:33:32
7区 石部 区間9位 1:03:58/総合14位 7:37:30
8区 伊東 区間11位 1:05:25/総合13位 8:42:55
9区 髙木 区間18位 1:11:18/総合15位 9:54:13
10区 篠原 区間5位 1:09:49/総合14位 11:04:02
1区木山選手が区間8位と上々な滑り出し、2区ムルア選手が区間5位と続き、2区終了時に4位につける絶好のスタートとなりました。3区が区間19位となり順位を14位まで下げると、山上りでも順位を落とし、往路は16位で折り返し。一方、復路は9区で区間19位がありましたが、それ以外は区間10番前後かそれ以上となり、最終的に14位まで順位を上げました。木山選手、ムルア選手、篠原選手など好走した選手が4年生のため、4年生の卒業の影響は小さくなく、次回のシード権獲得に向けて3年生以下の強化が必要となりますね。
15位 東海大学 11:05:02
1区 梶谷 区間19位 1:04:07/総合19位 1:04:07
2区 石原 区間4位 1:07:09/総合11位 2:11:16
3区 花岡 区間6位 1:02:21/総合9位 3:13:37
4区 越 区間9位 1:02:31/総合9位 4:16:08
5区 杉本 区間17位 1:15:32/総合13位 5:31:40
6区 川上 区間9位 0:59:46/総合13位 6:31:26
7区 竹割 区間18位 1:05:20/総合13位 7:36:46
8区 神園 区間20位 1:07:00/総合15位 8:43:46
9区 竹村 区間11位 1:09:21/総合14位 9:53:07
10区 丸山 区間19位 1:12:55/総合15位 11:06:02
1区は区間19位と出遅れてしまいますが、2区に入ったエースの石原選手が序盤から突っ込んで前を追いました。横浜駅の定点で既に苦しそうな顔をしていましたが、その後も勢い衰えることなく、区間4位の走り。長い故障の影響を感じさせない走りでしたし、駅伝では本当に外さないなと改めて思わされました。3区花岡選手が区間6位、4区越選手が区間9位と好走し、4区終了時に総合9位とシード圏内に。しかし、ここからが苦しかったです。5区区間17位で往路は13位でフィニッシュ。ただ、この時点ではまだシード権を狙える位置でした。6区は経験者の川上選手が区間9位で駆け下るも順位は変わらず。7区以降は区間18位、区間20位、区間11位、区間19位と往路よりも順位を二つ下げることに。。。2019年大会で総合優勝し、2020年大会は総合2位、2021年大会は総合5位と近年は上位常連でしたが、前回大会で11位でシード権を落とすと今回は15位とさらに順位を下げました。スカウトも決して悪くないと思うので、故障者や体調不良者が戻ってくればまた上位争いをするだけのポテンシャルがあると思います。来シーズンは石原選手の最終学年ですね。ぜひ、石原選手を中心に強い東海大学を取り戻してほしいと思います。
16位 大東文化大学 11:06:08
1区 久保田 区間15位 1:03:24/総合15位 1:03:24
2区 ワンジル 区間20位 1:11:35/総合20位 2:14:59
3区 入濱 区間18位 1:04:25/総合20位 3:19:24
4区 大野 区間14位 1:03:16/総合19位 4:22:40
5区 菊地 区間12位 1:13:21/総合17位 5:36:01
6区 佐竹 区間6位 0:59:24/総合16位 6:35:25
7区 金田 区間15位 1:04:35/総合16位 7:40:00
8区 木山 区間18位 1:06:19/総合17位 8:46:19
9区 大谷 区間13位 1:09:46/総合17位 9:56:05
10区 谷口 区間8位 1:10:03/総合16位 11:06:08
予選会トップ通過の大東文化でしたが、ヨーイドンのレースと駅伝は違いがあったか、シード権獲得はなりませんでした。1区は区間15位と若干出遅れてスタートすると、上位に持ってくることが期待されたワンジル選手が区間20位と苦しい走りに。何かアクシデントがあったでしょうか。山は5区区間12位、6区区間6位と善戦し、6区終了時には16位まで上がるも、その後も中々追い上げ叶わず16位で大手町に戻ってきました。個々のレベルはこの1年で確実に上がったと思います。あとは、より展開に応じた走りが求められる駅伝というものにどれだけ対応できるかというところが、今後大東文化がシード校に戻るためには必要になるでしょうか。
17位 日本体育大学 11:06:32
1区 山崎 区間9位 1:03:08/総合9位 1:03:08
2区 藤本 区間12位 1:08:11/総合12位 2:11:19
3区 漆畑 区間10位 1:02:36/総合11位 3:13:55
4区 分須 区間20位 1:06:06/総合16位 4:20:01
5区 吉冨 区間19位 1:16:32/総合18位 5:36:33
6区 内山 区間11位 0:59:53/総合18位 6:36:26
7区 名村 区間11位 1:04:03/総合17位 7:40:29
8区 廣澤 区間12位 1:05:29/総合16位 8:45:58
9区 盛本 区間14位 1:09:50/総合16位 9:55:48
10区 大森 区間14位 1:10:44/総合17位 11:06:32
1区は山崎選手が区間9位と幸先の良い滑り出し。2区藤本選手も故障で夏場走れなかった中で68分11秒で走り切ったのはさすがでした。3区漆畑選手もレベルが高いレースの中で区間10位ではありますが、62分36秒と好走を見せました。しかし、4区、5区で区間20位、19位と連続して区間下位となり、往路は18位で折り返し。久々のシード権獲得に暗雲が垂れ込めます。復路も全て区間二桁(11位、12位、14位)と追い上げるまでとはいかず、総合17位でフィニッシュ。ここのところ苦しい戦いとなっている日体大ですが、藤本選手が抜ける来シーズンは正念場となるのではないでしょうか。箱根予選会で見せた総合力を来シーズン期待したいと思います。
18位 立教大学 11:10:38
1区 林 区間18位 1:04:05/総合18位 1:04:05
2区 國安 区間18位 1:09:37/総合18位 2:13:42
3区 関口 区間16位 1:04:01/総合19位 3:17:43
4区 馬場 区間16位 1:04:08/総合18位 4:21:51
5区 相澤 区間20位 1:17:00/総合20位 5:38:51
6区 内田 区間14位 1:00:30/総合20位 6:39:21
7区 服部 区間14位 1:04:28/総合19位 7:43:49
8区 山本 区間15位 1:05:50/総合19位 8:49:39
9区 中山 区間12位 1:09:44/総合18位 9:59:23
10区 安藤 区間15位 1:11:15/総合18位 11:10:38
55年ぶりの出場となった立教大学ですが、1区で出遅れて以降、終始下位でレースを進めることとなりました。ただ、往路を20位で折り返す中、復路では順位を二つ上げたのは収穫だったのではないでしょうか。今回走ったメンバーは皆3年生以下です。今回の箱根を通して感じたこと、得たことをチームに持ち帰り、チーム全体の底上げに繋げてくれることでしょう。来年はまた一段上のレベルでのレースを見たいと思います。常連校、強豪校になるための一歩を今回踏み出したことでしょう。
19位 国士舘大学 11:13:56
1区 綱島 区間13位 1:03:17/総合13位 1:03:17
2区 カマウ 区間9位 1:07:54/総合8位 2:11:11
3区 山本龍神 区間20位 1:04:40/総合15位 3:15:51
4区 清水 区間17位 1:04:16/総合17位 4:20:07
5区 山本雷我 区間11位 1:13:09/総合15位 5:33:16
6区 中島 区間19位 1:02:12/総合17位 6:35:28
7区 西田 区間19位 1:06:07/総合18位 7:41:35
8区 鈴木 区間16位 1:06:08/総合18位 8:47:43
9区 福井 区間20位 1:14:26/総合19位 10:02:09
10区 川勝 区間17位 1:11:47/総合19位 11:13:56
往路は総合15位で終えましたが、復路で順位を4つ落としてしまい、総合19位という結果に。1区綱島選手はスローペースな集団を自身で引っ張る積極性を見せてくれました。区間13位ではありましたが、大きくは出遅れていません。2区カマウ選手が区間9位の走りで総合8位まで上げ、流れを作ります。しかしながら、以降は区間20位が二つ、区間19位が二つなど、区間下位が多かったです。綱島選手を中心に仕上がっているのではないかと思いましたが、コンディションが万全ではなかったか。また予選会からの挑戦になりますが、個人的にはとても気になるチームですので、ぜひ来年も箱根路を、今度は前の方で駆け抜けてほしいと思います。頑張れ!国士舘大学!
20位 専修大学 11:19:28
1区 千代島 区間20位 1:04:29/総合20位 1:04:29
2区 キサイサ 区間16位 1:09:05/総合17位 2:13:34
3区 成島 区間15位 1:03:45/総合18位 3:17:19
4区 新井 区間19位 1:05:46/総合19位 4:23:05
5区 冨永 区間16位 1:15:30/総合19位 5:38:35
6区 粟江 区間7位 0:59:30/総合19位 6:38:05
7区 中山 区間20位 1:06:36/総合20位 7:44:41
8区 野下 区間17位 1:06:17/総合20位 8:50:58
9区 南 区間19位 1:12:32/総合20位 10:03:30
10区 小島 区間20位 1:15:58/総合20位 11:19:28
チームの主力の木村選手、髙瀬選手などを欠く中、1区から区間20位と出遅れ、中々流れに乗れないまま終始下位でのレースとなりました。ただ、6区を走った粟江選手は区間6位と素晴らしい走りを見せてくれました。まだ3年生ですので、来年も箱根に出場し、この区間でアドバンテージを築きたいですよね。木村選手もまだ3年生です。ぜひ、連続出場を4年に延ばし、チーム状態が万全の中で、箱根に臨んでほしいなと思います。現3年生以下のメンバーは今回の思いも背負って来年は駆け抜けてくれると思います。
OP 関東学生連合 5:36:52
1区 新田(育英)1:02:59/1:02:59
2区 工藤(麗澤)1:10:07/2:13:06
3区 内野(関東学院)1:06:17/3:19:23
4区 山田(拓殖)1:04:51/4:24:14
5区 橋本(芝浦工業)1:12:38/5:36:52
6区 波多江(日本薬科)1:02:39/6:39:31
7区 榎本(明治学院)1:05:39/7:45:10
8区 佐藤(平成国際)1:08:18/8:53:28
9区 皆川(筑波)1:10:14/10:03:42
10区 貝川(慶應義塾)1:13:31/11:17:13
新田選手の飛び出しは今後も語られるかもしれませんね。育英大学のHPがアクセス集中で繋がりづらかったとか?5区橋本選手も区間9位相当ということで、強さを見せました。その他の選手も自身のチームではないものの、箱根駅伝の雰囲気、重み、などを肌で感じられたと思います。次回はぜひ母校のタスキを掛けて箱根路に帰ってきてほしいですよね。
今回の箱根、駒澤大学の安定した走りが目立つ大会ではありましたが、優勝した駒澤大学でさえ、体調不良等で万全なオーダーを組めなかったようです。それだけ、箱根駅伝の重圧もあったのかもしれませんね。既に1月4日から新チームが始動した大学が取り上げられていましたが、次の箱根への戦いは始まったということでしょう。この1年各チームがどんな取り組みを行い、エース力の向上、チーム力の向上、山への対応をしてくるか、今から本当に楽しみです。9区で3位争いが一時6人となったように、各校の戦力がかなり拮抗していることを改めて感じました。4年生が抜けるダメージが大きい大学、小さい大学とあると思いますが、来シーズンに向けて、それぞれがそれぞれのチームカラーを作り上げてくれることが楽しみでなりません。今回は4年生の層が厚い大学が多かったので、大学駅伝の勢力図も変わりそうですね。10年近くトップの座にいる青山学院は多くの4年生が抜けます。もしかした、来シーズンは一つの分岐点かもしれません。今回の箱根駅伝は終わりました。ですが、その一方で次の箱根に向けた戦いは既に始まっています。選手たちが全てを差し置いて、陸上競技に打ち込む姿に心打たれながら、今回の投稿を締めさせていただきます。
(今年はここで途切らさず、続けられるよう頑張ります。)