和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に箱根駅伝を中心にまとめています。

箱根駅伝2022 チームエントリーを前にして

いよいよ金曜日には箱根駅伝の16人のチームエントリーが発表されます。1月2日、3日が楽しみすぎるがゆえに世の中的には師走と言われあっという間に過ぎるということですが、箱根駅伝ファンの私からするととても長く感じる12月です。

チームエントリーはまだですが、その前に箱根駅伝2022の勢力をイメージしてみたいと思います。

優勝候補筆頭は駒澤大学青山学院大学でしょう。

駒澤大学は前年度2冠、今期も全日本大学駅伝を制しています。なんと言ってもエース田澤選手が強力すぎますね。先日の日体大記録会10,000mでは27分23秒という日本学生新記録、日本歴代2位というとてつもない記録を叩き出しました。20kmのロード(しかも駅伝)とトラックレースは単純に比較はできませんが、田澤選手はロードでも強いんですよね。1ヶ月前にこの記録ということでどれだけダメージが残るか分かりませんが箱根駅伝でも他を圧倒する走りを見せてくれるでしょう。準エースの鈴木選手、唐澤選手は復調が待たれるところ。脇を固める選手も前哨戦では足並み揃っていなかったところがありますので、中間層の選手の仕上がりがとても大事になります。選手層では青山学院大学に分があると思いますので。

青山学院大学はなんといっても選手層が半端ないですね。10,000m28分台の記録を持つ選手が二十数人いるということで誰が走っても区間上位で走れそうな、そんな雰囲気です。部内の争いを制して16人のチームエントリーに入るのもかなり厳しいですよね。そんな中でも近藤選手が今期のエースですね。前哨戦では共に好走、今期は外したレースが無いのでは?と思います。全日本大学駅伝で2位になり、とても悔しがっていたという原監督。全日本大学駅伝では区間二桁の区間もありましたので、箱根駅伝では区間配置の妙が発揮されることを期待します。これまでも選手のコンディションをしっかりと見極めて起用し、レースの主導権を握ってきましたからね。これだけ、選手層が厚いと、そこのわずかなズレが一つ怖いところではあります。

この2校を追うのが、順天堂大学早稲田大学でしょうか。

順天堂大学はエース三浦選手が強力です。スタミナに自信が付いていれば、1区で一人飛び出しを狙うという戦略も取れると思いますし、タフな2区で66分台も可能だと思います。3区を走ればスピードに乗って60分台を出せるのではないかと思います。起用区間が気になりますね。また、他の選手も主将の牧瀬選手を中心に、伊豫田選手、四釜選手、野村選手、石井選手など強力な選手が揃います。山は上りも下りも未知数ではありますが、走るべき選手がコンディションばっちりに10区間走ることができれば総合優勝の可能性は高まります。

早稲田大学は10,000m27分台の記録を持つ中谷選手、太田選手、井川選手が中心になります。主力を往路からバンバン惜しみなく注ぎ込んでくるでしょう。エース級は優勝候補に引けを取りませんので、準エース及び中間層がいかにハマるかですね。爆発力があるわけではありませんのてミスなく全員駅伝で上位を窺うでしょう。

さらにその後に続くのが、東京国際大学國學院大学東洋大学創価大学辺りでしょうか。

東京国際大学は山谷選手、丹所選手、ヴィンセント選手が超強力です。この3選手で作った貯金をうまく使って粘り切り一つでも上の順位をというところでしょう。

國學院大学は前哨戦で一気に上がってきましたね。藤木選手、中西大翔選手が本調子では無い中での結果でしたので、この二人が戻ってくるとさらに強力になります。山は上りも下りも計算できますし、序盤流れに乗れたらひょっとするかもしれません。

東洋大学は前哨戦の評価は割れるところですが、箱根駅伝のピーキング力は多くの人たちが認めるところです。往路は昨年走った選手が4人残りますし、近年の課題の復路も選手層に厚みが出たことにより克服できていると思います。松山選手、宮下選手の復調と山下り次第では今回も3位以内に入ってくるだけの実力はあります。

創価大学は前回2位で自信をつけているでしょう。前回走った選手が7人残っていますし、直前の記録会でも調査の良さを見せつけました。前回は1区、2区の流れが最高だったんですよね。2区にムルワ選手がいることを考えると1区でミスなく繋ぐことが上位進出のキーになります。

東海大学帝京大学は前哨戦は苦しい走りでしたがともに巻き返しを狙っているでしょう。全日本大学駅伝からの2ヶ月でチームは大きく変わる(良くも悪くも)といるのが例年の常ですので、悔しい経験というのは脅威かもしれません。

その他予選会から勝ち上がった明治大学中央大学はともに全日本大学駅伝でシード権を獲得するなど勢いがありますね。この2校は箱根駅伝ではシード権のみならず、上位を狙える戦力がありそうです。

優勝候補筆頭として駒澤、青学が抜けているのはその通りかもしれませんが、やはり今年は何が起こるか分からない戦国駅伝です。思いもよらなかった順位になるかもしれませんね。

 

箱根駅伝まで25日です。