箱根駅伝まで2週間を切りました。今週末には箱根駅伝の事前番組(春夏秋冬とか絆の物語)も放送される予定のようで、いよいよ箱根駅伝という感じがしてきますね。残り2週間私も体調を崩さないように万全のコンディションで当日を迎えテレビの前で観戦できるようにしたいと思います。
今期は出雲駅伝で初出場初優勝、全日本大学駅伝では5位という結果でした。特に出雲駅伝ではアンカーのヴィンセント選手にタスキが渡る時点でトップという留学生に頼らない走りで見事優勝を果たしました。全日本大学駅伝では3区にヴィンセント選手を置くというちょっと変わった区間配置(箱根駅伝をイメージ?)で逃げ切りを図りましたが、及ばず5位という結果に終わりました。やはり優勝候補と言われる大学と比べると選手層に差があるかなというところですが、ヴィンセント選手という大砲でいかに流れと貯金を作って、それを底上げ途上の選手層で粘り切れるかという展開になってくるでしょう。
さて箱根駅伝に話を移します。まずは前回大会の振り返りから。(敬称略、かっこ内は当時の学年)
1区:丹所(2) 区間14位/総合14位
2区:ヴィンセント(2) 区間1位/総合1位
3区:内田(4) 区間9位/総合4位
4区:宗像(2) 区間13位/総合4位
5区:荒井(4) 区間10位/総合6位
6区:芳賀(3) 区間19位/総合7位
7区:佐伯(4) 区間1位/総合5位
8区:熊谷(4) 区間14位/総合7位
9区:加藤(4) 区間14位/総合10位
10区:杉崎(4) 区間12位/総合10位
ヴィンセント選手で先頭に立ち、その後もズルズルと後退することなくシード権をキープしました。4年生が6人ということで多くの選手が卒業した中での2022年大会ですが、チームエントリーは以下の通りとなっております。(敬称略)
4年生:野澤、三浦、渡邊
3年生:丹所、堀畑、宗像、山谷、ヴィンセント、ムセンビ
2年生:生田、鎌田、林、村松
1年生:倉掛、白井、富永
4年生からは全日本大学駅伝7区出走の野澤選手、主将の三浦選手、渡邊選手の3名がエントリー。
3年生は6人と最多ですね。前回大会出走の丹所選手、山谷選手、宗像選手、ヴィンセント選手に加え、全日本大学駅伝出走の堀畑選手、もう一人の留学生のムセンビ選手となっております。
2年生は全日本大学駅伝出走の生田選手に加え、鎌田選手、林選手、村松選手の4名がエントリー。
1年生は出雲駅伝出走の白井選手、小林高校出身の倉掛選手、富永選手の3名がエントリーです。
区間配置予想は以下の通りとしてみました。(敬称略)
1区:山谷
2区:ヴィンセント
3区:丹所
4区:宗像
5区:倉掛
6区:白井
7区:堀畑
8区:生田
9区:野澤
10区:三浦
1区は山谷選手。ここはよほどのことが無い限りこのままなのではないでしょうか?一部記事でもそのようなことが言われていましたし。前哨戦を見る限り力を付けており、ハイペースでもスローペースでも対応できるように思います。良い流れを作りたいところ。
2区はヴィンセント選手。前回以上の走りとなると、1区の流れ次第では、2区終了時でかなり差がつくのではないでしょうか?
3区は丹所選手。この1~3区を並べたとすると、3区終了時で2分半くらいは2位と差がついているかもしれません。
4区は宗像選手。1~3区が上記の通りであれば4区がかなり重要になってきます。大志田監督も信頼を置いている宗像選手が前回同様4区で起用されるのではないかと思いました。
5区は倉掛選手。激坂王に出場してい選手もチームエントリーから外れていますし、別の秘密兵器がいるのではと思いました。前哨戦は出ていませんが、山上りに向けて特訓していたということも考えられると思いました。
6区は白井選手。白井選手は出雲駅伝出走も全日本大学駅伝は出ていないんですよね。こちらも山下りに専念するという戦略だったのか?(5区、6区はあくまでも私の想像、妄想です。)
7区は堀畑選手。全日本大学駅伝ではやや苦しい走りとなりましたが、この区間で良い走りをしてくれることに期待したいです。
8区は生田選手。こちらも全日本大学駅伝では苦しい走りとなってしまいましたが、リベンジを果たしたいところ。
9区は野澤選手。全日本大学駅伝7区では淡々と走る姿が印象的でした。箱根駅伝でも単独走になったとしても淡々とペースを刻んでくれるのではないかと思いました。
10区は主将の三浦選手。4年間の思いをぶつける走りをする舞台ではないかと思います。
こうやって見ると、やはり1区~3区が超強力です。1区が秒差で繋げたとするとおそらく2区で付いていける選手は限られると思います。さらに追い打ちをかけるように3区丹所選手となったとすれば相当のリードを築くことになるのではないかと予想されます。その後の選手層は優勝候補校と比べると差があると思われますので、駅伝ならではの先頭の利を活かしていかに粘れるかが肝要です。山はともに未知数ですが、静かに狙っている気がしてなりません。大志田監督も仰る通り10区間で各区間20km超となると中々総合優勝というわけにはいかないかもしれませんが、序盤で大きなリードを作れたとするとひょっとしたらひょっとするかもしれません。