箱根駅伝のスタートまで残り10日となりました。本当にいよいよという感じです。この週末は全国高校駅伝が開催されることになっていますが、寒波襲来で京都も雪予報が出ているようでいつかのような雪の中での駅伝の可能性もありますね。本当はベストなコンディションで走っていただきたいですが、天候はどうしようもないですから、寒さ対策ばっちりで選手皆さんが最高のパフォーマンスができるといいなぁと思います。
前哨戦は出雲は不出場で全日本大学駅伝では見事7位でシード権獲得という結果でした。箱根駅伝予選会からわずか二週間での全日本大学駅伝で疲労もあったと思いますが、序盤から流れが良かったと思います。特に児玉選手の走りが前半の流れを作ったと言えますね。前回は全日本大学駅伝で3位となり、箱根駅伝でも優勝候補に挙げられていましたが結果シード落ち。前回の反省も踏まえて今回は調整してくるのではないかと思います。
さてその箱根駅伝に話を移します。まずは前評判の高さからまさかという結果だった前回大会の振り返りから。(敬称略、かっこ内は当時の学年)
1区:児玉(1) 区間16位/総合16位
2区:加藤(2) 区間17位/総合17位
3区:小袖(4) 区間12位/総合17位
4区:櫛田(2) 区間7位/総合14位
5区:鈴木(3) 区間9位/総合14位
6区:前田(4) 区間13位/総合13位
7区:手嶋(3) 区間11位/総合13位
8区:大保(4) 区間1位/総合12位
9区:富田(2) 区間10位/総合11位
10区:長倉(4) 区間10位/総合11位
前回は本当にまさかまさかの結果でしたよね。往路は1区から流れが作れず後方でレースを進めることに。いくら選手が揃っていても後方から持ち上げるには強さが非常に求められるんだなというのを改めて感じました。往路14位で終わってもなお、復路の戦力を考えると8位くらいまでは上がってくるかなと思いましたが、上げられず11位という結果でした。前回走った選手は6人残ることになりますが、今回大会のチームエントリーは以下の通りでした。(敬称略)
4年生:金橋、佐久間、鈴木、手嶋、橋本
3年生:漆畑、小澤、加藤、櫛田、下條、杉本、富田
2年生:児玉、杉
1年生:新谷、曳田
上級生が非常に多いです。こういうチームだとやはり距離に対して強さがあるのかなぁと思います。4年生は前回出走の鈴木選手、手嶋選手、全日本大学駅伝好走の橋本選手に加え金橋選手、佐久間選手の5名がエントリー。
3年生は前回出走の加藤選手、櫛田選手、富田選手、全日本大学駅伝出走の小澤選手、激坂最速王に出て山上り候補と言われている下條選手に加え、漆畑選手、杉本選手の7名がエントリー。
2年生は2人と少ないです。前回大会出走の児玉選手に杉選手。
1年生も2人。新谷選手と曳田選手がエントリーされています。
区間配置は以下の通りとしてみました。(敬称略)
1区:児玉
2区:鈴木
3区:手嶋
4区:櫛田
5区:下條
6区:杉
7区:富田
8区:小澤
9区:加藤
10区:橋本
1区は前回に続き児玉選手としました。前回は苦しい走りになりましたが、走力は上がっていると思いますのでもう一度ここで起用かなと。
2区は鈴木選手。過去5区を2回走っていますが、別の5区の選手の目処が立てばエース区間のここだと思います。
3区は手嶋選手。フラットなこのコースでスピードに乗った走りに期待です。
4区は櫛田選手。前回も走っている区間です。前回は区間7位でしたが、前回以上の走りに期待したいです。
5区は下條選手。激坂最速王でも好走していましてし、おそらくここでしょう。
6区は杉選手。この区間は未知数なので下級生から登場かなと思いました。
7区は富田選手。全日本大学駅伝はやや苦しいはしりになりましたが、持ち直しているか。
8区は小澤選手。全日本大学駅伝でも好走しており勢いがあります。
9区は加藤選手。2年連続2区を走っていますね。今回は終盤勝負になった場合でも対応できるよう加藤選手をここで起用することができればチーム全体の状態も良いということかもしれません。個人的に応援している選手なので最高の走りを期待しています。
10区は橋本選手。全日本大学駅伝も好走し、最後の箱根駅伝笑顔でゴールテープを切ってほしいです。
爆発力があるわけではありませんが、全体のレベルが高く、序盤で流れが作れれば総合優勝もあり得るかもしれません。選手層もありますから、後半徐々に順位を上げていくような展開になるのではと思います。前回11位の悔しさも含めて今回の箱根駅伝では明治大学旋風を巻き起こしてほしいです!