和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に箱根駅伝を中心にまとめています。

ニューイヤー駅伝2022 結果と感想

新年最初の日本一決定戦のニューイヤー駅伝が終わりました。風が強く、苦しい中で選手たちの粘りに走りに心躍りました。スポーツの世界ですので、結果は出てしまいますが、今回の結果を受けてまたこれから陸上界を盛り上げていただきたいなと思います。

優勝はHondaでした。序盤は遅れてしまいましたが、3区以降追い上げムードを作りましたね。特に最長区間の4区で伊藤選手が5位まで上げたのが大きかったです。2位は大健闘のSUBARU。前回出られなかった思いも込めて2年分の思いを持った気迫あふれる駅伝でした。3位は旭化成。前半で凸凹駅伝になってしまったのが、最後響きました。次回は王者に返り咲いてほしいと思います。箱根駅伝人気が一段上がってから(要因は色々あると思いますが、私は山の神登場及びSNSの普及が要因の一つだと思っています。)の選手が活躍していますので見ているこちらとしても箱根駅伝(大学駅伝)からの繋がりで応援できるようになってきたので、この流れは良いことだなと思います。青学の原監督も常々仰っていますが、以前野球やサッカーに魅力を感じていた子たちが少しでも陸上界に興味を持ってもらえるように、何ができるかというのがこれからの陸上界のためにとても重要だと思っております。(私が何かできるわけではありませんが、ファンとしてこうやって盛り上げたいとは思います。)また、2年に1回くらい実業団も箱根駅伝のコースで駅伝をしたら面白いだろうなと感じました。

さて、結果(入賞チーム)を振り返っていきます。

 

1位:Honda

1区:川瀬 区間13位/総合13位

2区:カベサ 区間24位/総合23位

3区:小山 区間8位/総合14位

4区:伊藤 区間5位/総合5位

5区:青木 区間2位/総合3位

6区:中山 区間1位/総合1位

7区:土方 区間1位/総合1位

前半は出遅れてしまいましたが、3区以降追い上げムードを作りました。4区~6区で一気に先頭まで持って行きました。さすが若い選手に力がありますね。今後、Hondaの黄金時代が来るかもしれません。5区青木選手が前回に続いて5区で良い走りをしました。この区間で上に行けたことで優勝戦線に戻っていきました。7区は一時5秒差まで詰められますが、土方選手は冷静でしたね。淡々と走り栄光のゴールテープを切りました。初優勝おめでとうございます。(2年連続國學院大学のOBがゴールテープを切りましたね。)

 

2位:SUBARU

1区:鈴木 区間10位/総合10位

2区:キプランガット 区間1位/総合1位

3区:梶谷 区間16位/総合6位

4区:清水 区間8位/総合3位

5区:照井 区間3位/総合2位

6区:小山 区間2位/総合2位

7区:口町 区間3位/総合2位

こちらも素晴らしい結果でした。前年は予選会で棄権となりニューイヤー駅伝に出られませんでしたが、2年分の思いを持って今回は臨んだのでしょう。1区が良い位置につけ2区のキプランガット選手で一気に1位に上がり最高の流れが出来上がりました。3区で若干後退しましたが、4区以降は全て区間一桁で見事2位でゴールしました。7区はもしかしたら、というシーンもありましたが、最後は少し及ばず。来年のニューイヤー駅伝ではぜひ優勝を味わってほしいです。

 

3位:旭化成

1区:茂木 区間4位/総合4位

2区:モゲニ 区間15位/総合10位

3区:相澤 区間1位/総合2位

4区:市田 区間17位/総合8位

5区:小野 区間1位/総合5位

6区:鎧坂 区間3位/総合4位

7区:大六野 区間4位/総合3位

王者返り咲きを狙いましたが、届かず。3区相澤選手の区間新記録で2位まで上がりましたが、4区が苦しい走りとなってしまいました。ただ5区以降もレベルの高い走りで2年連続3位でゴールしました。次回は万全の状態でタスキを繋いで王者に返り咲いてほしいです。それにしても相澤選手はまた一つ区間新記録を樹立しましたね。高いレベルを見据えてる姿は本当に格好良いです。

 

4位:三菱重工

1区:的野 区間9位/総合9位

2区:カンディエ 区間7位/総合5位

3区:林田 区間3位/総合1位

4区:井上 区間3位/総合1位

5区:山下 区間4位/総合1位

6区:吉岡 区間14位/総合3位

7区:定方 区間5位/総合4位

1区が流れが良かったです。3区林田選手の区間3位の走りが非常に大きかったです。トップで井上選手に渡せたらそれは強いですよね。単独走でもあれだけ走れる井上選手はさすが力があります。終盤区間で及びませんでしたが、もう上位の常連チームになっていますね。マラソン部ということで今後も井上選手や定方選手を中心にマラソン界を盛り上げてほしいと思います。

 

5位:トヨタ自動車

1区:田中 区間8位/総合8位

2区:堀尾 区間25位/総合22位

3区:太田 区間2位/総合7位

4区:西山雄介 区間6位/総合4位

5区:服部 区間14位/総合6位

6区:西山和弥 区間9位/総合6位

7区:大石 区間6位/総合5位

2区に外国人ランナーが起用できないチーム事情ながら、堀尾選手が粘りましたね。3区太田選手、4区西山雄介選手で一気に上に上がることが出来ました。オリンピック明けの服部選手は本調子ではなかったようですが、他のメンバーでカバーし見事5位に入りました。強い選手が揃っていますので、来年は優勝を期待しております。

 

6位:黒崎播磨

1区:小田部 区間28位/総合28位

2区:ムアウラ 区間15位/総合25位

3区:田村 区間4位/総合10位

4区:細谷 区間1位/総合2位

5区:土井 区間4位/総合4位

6区:長倉 区間23位/総合5位

7区:中村 区間18位/総合6位

3区~5区の走りが素晴らしかったです。田村選手は九州予選の勢いそのままにここでも素晴らしい走りでした。また4区細谷選手がひと月前の福岡国際マラソンの疲れを感じさせない素晴らしい走りでした。今後、鈴木健吾選手などとマラソン界の中心になっていきそうです。

 

7位:SGホールディングスグループ

1区:湯澤 区間25位/総合25位

2区:キベット 区間13位/総合19位

3区:鈴木 区間9位/総合15位

4区:佐藤 区間12位/総合15位

5区:川端 区間7位/総合11位

6区:千葉 区間12位/総合11位

7区:三上 区間2位/総合7位

見事8位入賞でした。佐藤選手が前回ほどの結果ではなかったものの総合力で勝ち取った入賞でしょう。特にアンカー三上選手は一度遅れたところで日立物流の選手に付いてよみがえりました。素晴らしい粘りで区間2位となり見事入賞を勝ち取りました。強い選手が揃っていますので、今後はさらに上位を狙っていけると思いますし、上位常連になってくるのではないでしょうか?

 

8位:トヨタ自動車九州

1区:大津 区間16位/総合16位

2区:ムリツ 区間31位/総合26位

3区:右田 区間13位/総合20位

4区:藤曲 区間3位/総合11位

5区:今井正人 区間8位/総合10位

6区:今井篤弥 区間9位/総合7位

7区:大城 区間11位/総合8位

4区藤曲選手の素晴らしい走りで流れが出来ました。以降も区間10位前後をキープし、見事8位入賞でした。5区今井正人選手の活躍には本当に勇気づけられます。今後の活躍にも期待しております。

 

区間

1区:舟津(九電工

素晴らしいラストスパートでした。終盤まで集団にいて、最後に切れ味抜群のラストで魅せてくれました。チームとしては今回は苦しい走りとなってしまいましたが、ぜひチームを引っ張り来年も素晴らしい走りを見せてほしいです。

2区:キプランガット(SUBARU

高速区間で素晴らしい走りでした。SUBARUは今後も良い位置をキープできると思います。

3区:相澤(旭化成

また一つ区間記録を樹立しました。10kmの通過が26分台というタイムも涼しく振り返るところがさらなる高みに向かっていることを感じさせられます。今後の走りも期待しております。

4区:細谷(黒崎播磨

長い距離に本当に強いです。福岡国際マラソンからたったひと月でタフなこのコースを区間新で走るところ実力は本物ですね。

5区:小野(旭化成

本人は止まりそうだったと仰っていましたが、向かい風をものともしない素晴らしい走りでした。ニューイヤー駅伝の走りは本当に安定しています。

6区:中山(Honda)

前回の悔しさを晴らす素晴らしい走りでしたね。中山選手の走りで優勝を手繰り寄せました。高校時代からの成長は目を見張るものがあります。今後の活躍にも期待です。

7区:土方(Honda)

一時詰められたものの終わってみれば区間2位に45秒差をつける圧勝の区間賞でした。やはり実力ありますね。マラソンでも既に結果を残していますし、今後のマラソン界を引っ張る選手の一人ですね。

 

駅伝ファンとして、元日から選手の素晴らしい走りを見ることができて感謝の気持ちでいっぱいです。世界を見据える選手も多くいると思うので、今年の世界陸上など大きな舞台での活躍を期待してしまいます。トラック、マラソンともに日本陸上界のレベルが上がっていることは確かだと思います。Hondaの伊藤選手が仰っていたように、世界で戦うためには日本ではダントツで勝たないといけないという思いで皆さんが切磋琢磨する姿を見たいと思います。これからの皆さんの活躍期待しております。

 

いよいよ明日は箱根駅伝です。楽しみすぎますね。