和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

2022年度大学駅伝シーズンに向けて①

暑かった夏も終わりましたね。陸上競技に目を転じると、夏合宿シーズンが終わり、いよいよ駅伝シーズンに突入することになります。大学駅伝ファンとしては、箱根駅伝が終わってから、半年以上も長い間待ち侘びたシーズンがやってきます。大学駅伝ファンの私としても、ワクワクドキドキのシーズンです。応援する大学、駅伝観戦の楽しみ方などは人それぞれかとは思いますが、願うのは選手一人一人が駅伝シーズン終了時にやり切った・充実していた、と思える、そんな駅伝シーズンですかね。目標もそれぞれ、勝負事ですので結果もそれぞれではありますが、悔いの残らない駅伝シーズンを過ごしてほしいです。

さて、出雲駅伝も約2週間後に開催という状況ですので、各大学を簡単に見ていきたいと思います。まずは今シーズン中心となるであろう5つの大学を見ていきたいと思います。

 

まずは今年の箱根駅伝を圧倒的なタイム差で制した青山学院大学です。青山学院大学は近年毎年層が厚いチームとなっていますが、今年も非常に層が厚いですよね。5000mの自己記録が13分台の選手が20人超。出雲駅伝に複数チーム出せる、そんなチーム状況に思えます。特に、今年は4年生が強力です。エースの近藤選手・岸本選手、今年の箱根9区区間新の中村選手、同箱根10区区間新の中倉選手を中心に主将の宮坂選手、横田選手、西久保選手など揃ってますよね。4年生だけでも箱根駅伝を戦えそうな、そんな選手層です。3年生は今年の箱根1区で好走の志貴選手、駅伝で外したことを見たことがない佐藤一世選手、今年の関東インカレ1500mを制した山内選手が中心でしょうか。ただ、3大駅伝に出場経験があるのがおそらくこの3人。来年度のことも考えると、倉本選手や鈴木選手など新戦力の登場を期待したいところ。2年生も層が厚いです。今年の箱根出走の太田選手・若林選手、関東インカレ5000m3位の鶴川選手、他にも野村選手・田中選手など、この世代も強くなりそうです。選手は入れ替わっていますが、青山学院は箱根駅伝初優勝以降、常に大学駅伝の中心にいるのは本当に選手の皆さんの努力の賜だと感じます。1年生では、大学入学後5000m13分台を記録した佐藤有一選手、関東インカレ1500m2位の宇多川選手、同3000m障害3位の黒田選手辺りが元気でしょうか。青山学院大学のことですから、どの学年においても、駅伝シーズンに向けてまた新戦力が登場することでしょう。

青山学院大学は既に出雲駅伝2022の登録メンバーが以下の通り発表されていますね。(敬称略)

4年生:宮坂大器、近藤幸太郎、中村唯翔、横田俊吾、目片将大

3年生:志貴勇斗、山内健登

2年生:鶴川正也、野村昭夢、田中悠登

やはり4年生中心のオーダー。一方、岸本選手、佐藤一世選手が外れましたね。全日本以降に向けて合わせてくれるでしょう。また、1年生からは登録無しですね。流石に層が厚いだけあります。(出雲駅伝の展望は別途行います。)

 

続いては、昨年の出雲駅伝を制した東京国際大学です。昨年は出雲を制した後、全日本5位、箱根5位と安定して上位に入るチームになっています。丹所選手、山谷選手、ヴィンセント選手が4年生になりました。全日本、箱根も優勝を狙っていきたいところですね。選手層は若干薄い部分もあると思いますので、昨年のように出雲駅伝を制し、勢いをつけたいところ。東京国際大学出雲駅伝の登録メンバーが発表されていますね。

(敬称略)

4年生:丹所健、堀畑佳吾、イエゴン・ビィンセント

3年生:村松敬哲、林優策、川端拳史

2年生:白井勇佑、冨永昌輝、牛誠偉、木村海斗

昨年の優勝メンバーである山谷選手(昨年1区出走)、佐藤選手(昨年2区出走)、宗像選手(昨年5区出走)が外れていますね。ただ、選手層は年々厚くなっていますので、エースの丹所選手、ビィンセント選手を中心に連覇を狙いたいですね。

3校目は駒澤大学です。昨年度は全日本で優勝しましたが、箱根は目標の連覇とならず4位。悔しい思いをしています。ただ、選手層は非常に強力。今年こそは学生駅伝三冠を達成したいです。学年別に選手を見ていくと、まず4年生はなんと言っても田澤選手。今年は10000mで世界選手権にも出場しました。昨年度の駅伝でも全て好走しています。自己記録もさることながら、それ以上に強さを発揮してくれました。その他、ハーフマラソンの日本人学生歴代最高記録を出した主将の山野選手に加え、円選手、東山選手などがいます。3年生は花尾選手、鈴木芽吹選手、安原選手、唐澤選手、白鳥選手、青柿選手など皆レベルの高い自己記録を持っています。後は皆が揃って万全な状態で駅伝シーズンに突入することが出来れば3冠も近づいてくるでしょう。今年度はこの世代の走りで明暗が分かれると思います。2年生ではどこまで伸びるのかとても注目の篠原選手、昨年の全日本1区で区間賞を獲得した佐藤条二選手が中心でしょうか。1年生にはスーパールーキーの佐藤圭汰選手がいますね。どこからメンバーに入ってくるか分かりませんが、高校時代の駅伝での活躍からすると期待せざるを得ませんね。本人が万全の状態でデビューしてほしいと願います。

続いては駅伝巧者、勢いに乗っている東洋大学です。昨年度は全日本でシード権を逃すという悔しい結果もありましたが、箱根駅伝では4位とさすがの結果でもありました。ただ、2015年の全日本大学駅伝制覇以降、優勝から遠ざかっているんですよね。選手層が厚くなり、関東インカレでも結果を残した今年度こそは優勝を味わいたいところ。学年別に見ていきます。4年生は主将の前田選手、駅伝では主にスターターの児玉選手、今年の箱根では苦しい走りとなったが、着実に成長している木本選手、中距離で結果を残し、駅伝でも見てみたい及川選手、北海道マラソンにおいて、初マラソンMGC出場権獲得の柏選手、箱根では2年連続で10区を走っている清野選手など厚いですね。3年生ではエースの松山選手に加え、今年の箱根出走の佐藤選手・九嶋選手、昨年出雲を走った奥山選手の他、熊崎選手、菅野選手など皆で力を付けてきています。2年生は面白い世代ですね。高校時代から大活躍の石田選手を筆頭に長い距離に強い梅崎選手、今のところ短い距離が主戦場の甲木選手、成長著しい吉田選手、小林選手など今年度鍵を握る世代と思います。1年生は今のところ、緒方選手、西村選手が中心ですが、例年東洋ではロードに強い選手が出てくる印象がありますので駅伝シーズンが楽しみです。

東洋大学出雲駅伝の登録メンバーが出ていましたね。(敬称略)

4年生:児玉悠輔、前田義弘

3年生:佐藤真優、奥山輝

2年生:石田洸介、梅崎蓮、甲木康博、吉田周

1年生:緒方澪那斗、西村真周

4年生は2名ですね。どちらかというと長い距離に強い選手が多いですから、出雲に登録されていない選手も全日本以降登場してくれるでしょう。3年生では松山選手、九嶋選手が外れています。全体的にバランスが取れていると思うので、上位を狙いたいところ。

最後は國學院大学です。近年着実に力をつけており新入生の持ちタイムも上がっていますよね。2019年には出雲駅伝を制していますし、昨年は出雲4位、全日本4位、箱根8位と確実に上位に入ってくるようになりました。今年はさらなる飛躍があるのではないでしょうか。中心となるのは4年生中西大翔選手・島崎選手、3年生伊地知選手、2年生平林選手・山本選手でしょうか。1年生にも上原選手など強力なルーキーがいますよね。エース級の選手は青山学院にも引けを取らないと思います。一方、これから中間層がどれだけ上がっていけるかが、鍵になってくるでしょう。