和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

出雲駅伝2022 結果と感想

三大駅伝の一つ、出雲駅伝が終わりました。夏の終わりから待ち続けてようやく訪れたこの日、あっという間に終わってしまいました。来週は箱根駅伝予選会ですし、今後も週末にはさまざまな大会が予定されていますので、週末を楽しみに日々頑張ろうと思います。

さて、今年の出雲駅伝は強風の中、ハイレベルな争いでしたね。前半遅れた大学は、後半区間向かい風ということで、中々追い上げることは難しかったでしょうか。前半にスピードランナーを置き、前方に付けた大学がそのまま上位という結果でしたね。やはり、距離が短い出雲駅伝は序盤の流れが全日本・箱根以上に大切になってきますね。前半流れに乗った中央、法政辺りも良い位置に付けました。一方、前半で流れに乗れなかった東京国際、東洋辺りは後方でのレースを強いられることになってしまいました。全日本大学駅伝に向けて、うまくアジャストしてきてもらいたいところです。

さて、関東地区の大学の結果を振り返って行きます。(以下、敬称略)

1位:駒澤大学 2時間08分32秒

1区:花尾 区間2位/総合2位

2区:佐藤 区間1位/総合1位

3区:田澤 区間2位/総合1位

4区:山野 区間2位/総合1位

5区:安原 区間1位/総合1位

6区:鈴木 区間1位/総合1位

大会記録を更新するほど、非常にハイレベルな結果でした。1区花尾選手がハイペースの中、うまく滑り出すと、2区佐藤選手が区間賞と見事な三大駅伝デビュー。ここで、駒澤の優勝がかなり近付きましたね。3区田澤選手、4区山野選手、安原選手、鈴木選手と安定の走りでした。鈴木選手の復活は大学駅伝ファンとしても本当に嬉しいですね。本日走っていない選手でも、唐澤選手、白鳥選手、佐藤条二選手、篠原選手なども控えていますし、全日本・箱根に向けて最高のスタートとなりました。大学駅伝三冠も狙える位置にいますね。

 

2位:國學院大学 2時間09分24秒

1区:青木 区間7位/総合7位

2区:山本 区間6位/総合5位

3区:平林 区間6位/総合6位

4区:中西 区間1位/総合2位

5区:藤本 区間4位/総合3位

6区:伊地知 区間2位/総合2位

優勝とはなりませんでしたが、地力を見せました。1区1年生の青木選手が遅れることなく見事な滑り出し。2区以降は強力な布陣でしたので、上位はほぼ間違いない位置に付けるのとが出来ました。5区の藤本選手は中央大学と一緒に前を追うことで非常に良い走りとなったのではないでしょうか。上を目指しているチームとしては、もう少し行けたという感覚があるかもしれませんが、素晴らしい結果でした。主力選手は他校のエースにも引けを取らない陣容ですので、全日本・箱根と区間が増え、距離も長くなる中で、次に出る選手が中間層の選手が非常に重要になってきます。

 

3位:中央大学 2時間09分48秒

1区:吉居大和 区間1位/総合1位

2区:千守 区間3位/総合2位

3区:中野 区間7位/総合3位

4区:阿部 区間3位/総合3位

5区:溜池 区間2位/総合2位

6区:吉居駿恭 区間4位/総合3位

久しぶりの出場でしたが、見事3位でした。1区吉居選手で抜け出すと、終始良い流れでレースを進めることができました。後半区間の1年生二人も良い流れの中で区間上位で走り切ることができました。全日本以降も期待大ですね。

 

4位:青山学院大学 2時間10分18秒

1区:目片 区間3位/総合3位

2区:横田 区間4位/総合4位

3区:近藤 区間3位/総合2位

4区:志貴 区間6位/総合4位

5区:田中 区間6位/総合4位

6区:中村 区間3位/総合4位

優勝とはなりませんでしたが、さすがの結果でしたね。青山学院は1区を外しませんよね。近藤選手も田澤選手と1秒差とほぼ変わらないタイムでした。本当は4区、5区で巻き返したかったところかと思いますが、向かい風もあり少し苦しい走りになりました。選手層は厚いですから、全日本・箱根に向けて仕上げていきたいですね。青山学院は出雲駅伝の優勝は2018年から遠ざかっていますので、やはり出雲駅伝の優勝は難しいということでしょう。

 

5位:順天堂大学 2時間10分50秒

1区:野村 区間5位/総合5位

2区:三浦 区間2位/総合3位

3区:伊豫田 区間8位/総合4位

4区:油谷 区間5位/総合5位

5区:西澤 区間7位/総合6位

6区:四釜 区間6位/総合5位

前半うまく流れに乗りましたね。2区で先頭に立つプランだったと思いますが、駒澤が強かったです。ただ、三浦選手もさすがの走りでした。3区以降はもう一歩というところだったかもしれませんが、大きく崩れることなく、最後は四釜選手の粘りで5位に入ってきました。今回走っていない選手でも、平選手、石井選手など実績ある選手が控えていますので、全日本以降も楽しみです。

 

6位:創価大学 2時間10分52秒

1区:新家 区間10位/総合10位

2区:葛西 区間5位/総合7位

3区:ムルワ 区間1位/総合5位

4区:石丸 区間7位/総合7位

5区:石井 区間5位/総合7位

6区:嶋津 区間5位/総合6位

前半出遅れましたが、3区ムルワ選手での区間区間新の走りで勢いを取り戻し、4区以降も粘りの走りで、6区嶋津選手は順天堂に迫る走りを見せてくれました。最後は及びませんでしたが、全日本に繋がる走りだったのではないでしょうか。

 

7位:法政大学 2時間11分54秒

1区:松本 区間6位/総合6位

2区:松永 区間9位/総合8位

3区:内田 区間4位/総合7位

4区:扇 区間4位/総合6位

5区:小泉 区間3位/総合5位

6区:稲毛 区間10位/総合7位

前半の良い流れそのままに7位に入ってきました。1区松本選手が6位で滑り出すと、3区内田選手が他校のエースと互角に渡り合い、区間4位の走り。4区、5区と良い流れに乗って区間上位で走り切りました。6区は若干遅れてしまいましたが、ベスト5に入ってくるのでは?と思わせてくれるレースでした。全日本に出られない分、出雲にぶつけてきましたね。箱根に向けては区間が増えますので、中間層の強化が肝心です。

 

8位:東京国際大学 2時間11分59秒

1区:冨永 区間8位/総合8位

2区:白井 区間8位/総合9位

3区:丹所 区間5位/総合8位

4区:川端 区間8位/総合8位

5区:堀畑 区間8位/総合8位

6区:村松 区間7位/総合8位

前回の優勝メンバーがエントリーから外れたこと、当日の区間変更でヴィンセント選手が外れたことで苦戦を強いられると思いましたが、粘ったというところでしょう。中盤以降は前との差が付いてしまい、向かい風もある中、なかなか追い切れませんでした。全日本ではヴィンセント選手や山谷選手が戻ってくるでしょうか。

 

9位:東洋大学 2時間13分35秒

1区:児玉 区間13位/総合13位

2区:甲木 区間7位/総合10位

3区:石田 区間9位/総合10位

4区:佐藤 区間11位/総合10位

5区:前田 区間9位/総合9位

6区:吉田 区間8位/総合9位

関東地区の大学で最も苦しい走りになったのではないでしょうか。1区の出遅れがそのまま響きました。今年のチームはゲームチェンジャーがいるわけではありませんので、ミスは許されないと想像していましたが、そのミスが出てしまいました。2区以降はほぼ単独走となってしまいましたし、4区以降は向かい風ということで、実績ある選手でも追い上げることは出来ませんでした。主力を数名欠いていますし、例年の東洋でしたら立て直してくると思いますが、昨年の全日本でも関東地区の下位となっていましたので、全日本・箱根で持ち前の安定感を発揮できるか。東洋の選手たちも今回の結果はショックかもしれませんが、上手く力に変えてほしいです。

 

11位:帝京大学 2時間15分40秒

1区:藤本 区間15位/総合15位

2区:吉岡 区間11位/総合13位

3区:福島 区間10位/総合13位

4区:福田 区間9位/総合11位

5区:山中 区間11位/総合11位

6区:末次 区間9位/総合11位

関東地区では最後の順番でしたね。やはり、昨年の4年生が抜けた穴は大きかったです。距離が長くなれば長くなるほどらしさを出す大学ですので、箱根に向けて仕上げてくることでしょう。シード常連校となりつつあるので、なんとしても箱根シードは死守したいところ。

 

駒澤大学は見事優勝ということで史上5校目の大学駅伝三冠に向けて、頑張っていただきたいですね。國學院は本当に上位の常連になりつつあります。全日本以降も有力校を脅かす存在でしょう。中央は久しぶりの出雲で素晴らしい結果を残しました。全日本でどのような結果を残せるか真価が問われるでしょう。青山学院は今回は4位でしたが、このまま黙っておく大学ではありません。全日本に向けて、目の色を変えて取り組んでくることでしょう。以下、順天堂、創価、法政、東京国際、東洋、帝京も既に全日本・箱根に向けて切り替えているところでしょう。これからの駅伝シーズン、目が離せませんね。