いよいよ、明日は箱根駅伝予選会です。明日で1月2日、3日の箱根駅伝に出られる10校の大学が決まります。4年生にとっては最後の箱根駅伝予選会(箱根駅伝)となりますので、皆さん悔いの残らない走りができると本当に良いなと思います。天候も悪くなさそうですので、風次第では過去最高記録も狙えるコンディションとなる気がしております。
確実に通過して本戦でシード権返り咲きを狙う大学・連続出場を狙う大学・数年ぶりに本戦の切符を勝ち取りたい大学・初出場を狙う大学などさまざまとは思いますが、どの大学が出場権を獲得するか、楽しみです。
戦力から見たポジショニングを以下としてみました。
【トップ通過候補】
- 明治大学は10000mの自己記録からも層が厚いことが見て取れる上、昨年の予選会を経験しているメンバーも多く残っているので、アドバンテージがあると思います。2年連続でトップ通過してくるのではないかと思います。
- 東海大学は戦力的にはトップ通過を狙えると思いますが、どこまで仕上がっているか。また、予選会慣れしていない大学ですので、予選会独特の雰囲気への対応や戦略など未知数なところがありますね。
- 神奈川大学は全日本大学駅伝予選会をトップで通過しています。大砲はいませんが、一人一人が安定して走れる印象がありますので、特に長い距離ではしっかりと結果を残してくれるでしょう。
- 大東文化大学は全日本大学駅伝の出場権も獲得しており、勢いがあると思いますし、選手層も厚くなっています。留学生でアドバンテージを築くことが出来るはずですので、トップ通過も狙える位置にいると思います。
【通過濃厚】
- 早稲田大学も限りなくトップ通過候補に近い位置にいると思いますが、予選会慣れしていないことと、あまり実戦で姿を見ていないことから、中位と予想しています。
- 山梨学院大学は留学生を軸に10000m28分台の記録を持つ日本人選手も複数名いますので、通過は濃厚ではないかと予想しています。
- 国士舘大学は今年の箱根駅伝でも良い位置に付けていましたので、通過してくるだろうと思います。昨年まではライモイヴィンセント選手で貯金を築けていたと思いますが、カマウ選手でどれだけのアドバンテージを築けるかがキーになるでしょうか。
- 日本体育大学は藤本選手が欠場は痛すぎますが、その他の選手もレベルが上がっていますし、藤本選手に本戦で走ってもらうためにも何としても出場したいという思いは非常に強いのではないかと思います。
【ボーダー付近】
- 留学生を擁する拓殖、駿河台、専修、上武、城西、日本大学辺りはどれだけ留学生でアドバンテージを築けるかが重要になりますし、集団走で前半いかにロスなく走れるか、戦略も結果に跳ね返ってくるのではないかと思います。
予想順位
1位:明治大学
2位:神奈川大学
3位:東海大学
4位:早稲田大学
5位:大東文化大学
6位:日本体育大学
7位:山梨学院大学
8位:国士舘大学
9位:拓殖大学
10位:駿河台大学
明治から大東文化までは余程のことがない限りは通過するように思います。10位前後の大学は例年以上に混戦となると予想します。シード権を獲得している大学のレベルが高くなっているのと同じように、箱根駅伝予選会における10校の枠の争いもハイレベルかつ混戦になっています。どの大学も箱根駅伝出場への切符を掴めるよう、ベストの走りが出来ることを願っております。明日9時25分からテレビに齧り付こうと思います!