和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

明治大学 箱根駅伝2023予選会振り返り&全日本大学駅伝チームエントリー

全日本大学駅伝まで残り二週間を切りました。今週末には全日本大学女子駅伝が開催されます。六連覇をかける名城大学の走りに期待がかかります。大東文化大・日体大拓殖大立命館大などが名城大の勢いを止められるか、というところでしょうか。

週末には平成国際大記録会で、箱根駅伝出場大学も参加し、PBラッシュに沸いた記録会になったようですね。夏にしっかり練習を積み、秋にトラック・ロードで結果を残し、自信を付けた上で箱根駅伝に臨めるのが、最も心身ともにコンディションとして良い状態となるでしょう。選手の皆さんは日々研ぎ澄まされた生活をなさっていると思いますが、故障や体調不良とならないことを願うばかりです。

さて、本日は明治大学について見ていきたいと思います。まずは箱根駅伝2023予選会の振り返りからです。(敬称略)

総合2位 明治大学 10時間41分41秒

10位 1時間02分39秒 富田峻平
11位 1時間02分43秒 児玉真輝
62位 1時間04分09秒 下條乃將
66位 1時間04分15秒 新谷紘ノ介
67位 1時間04分16秒 漆畑瑠人
78位 1時間04分27秒 小澤大輝
82位 1時間04分29秒 室田安寿
90位 1時間04分37秒 櫛田佳希
105位 1時間04分43秒 加藤大
154位 1時間05分23秒 鈴木祐太
174位 1時間05分41秒 杉彩文海
330位 1時間08分06秒 森下翔太 

チームトップは4年生の富田選手でした。前半から日本人トップ集団に付け、危なげない走りを見せてくれました。選手層の厚い学年の中でも、今年の箱根は7区2位で走るなど結果を残しています。5000m13分台、10000m28分台、ハーフ62分台の自己記録を持ち、非常に注目の選手です。

続いて入ってきたのが、3年生の児玉選手。1年時からトラック・ロードともに活躍しています。箱根駅伝では区間二桁が続いていますが、全日本大学駅伝では二年連続で好走しているのですよね(1年時:1区5位、2年時:2区2位)。得意とする全日本で勢いを付けることが出来るか。

3番手は4年生の下條選手。今年の箱根は山登りを担当し、区間二桁ではありましたが、今回で平地での走力が付いていることも証明してくれました。2年連続で山登りとなれば、前回以上の記録が期待できるのはないでしょうか。

4番手は2年生の新谷選手。高校時代から5000m13分台の記録を持つ選手でしたが、徐々に長い距離にも対応してきているということでしょう。今シーズンは三大駅伝デビューがありそうです。

5番手は4年生の漆畑選手。2年時に5000m13分台、10000m28分台を記録していますが、まだ三大駅伝出走はないと思います。ラストイヤー全日本・箱根に向けて弾みのつく走りになったのではないでしょうか。

6番手は4年生で主将の小澤選手。今年の箱根は4区7位と好走しています。また昨年の全日本大学駅伝でも4区3位と好走しています。今シーズンも全日本・箱根と主力区間での好走に期待です。

7番手には1年生の安田選手が入ってきました。長い距離にも対応しています。今シーズン三大駅伝デビューがありそうです。

8番手は4年生の櫛田選手。途中転倒があったようですが、後半順位を上げ二桁順位で戻ってきました。実力からすると、もっと上を狙える選手だと思いますが、ここからコンディションを上げていくのでしょう。2年時の全日本・箱根で好走しています。ラストイヤーも2年時のように、いやそれ以上の走りを期待しています。

9番手には4年生の加藤選手が入ってきました。1年時に箱根2区を走って以降、基本的に長い距離の区間を任されている選手です。昨年度は全日本・箱根ともに区間二桁となってしまいましたが、ラストイヤー期するものがあるでしょう。

10番手には2年生の鈴木選手が入ってきました。今シーズン5000mで13分55秒を記録しており、勢いがある選手でしょうか。この世代もスカウトは非常に良かった世代です。チームを引っ張る存在になっていけるか。

11番手には3年生の杉選手が入りました。チーム10番手には入ることが出来ませんでしたが、ハーフの自己記録は63分台の選手です。ここから状態を上げていきたいところ。

12番手には1年生の森下選手が入りました。68分台と苦しい走りにはなりましたが、高校時代から実力のある選手です。少しずつ距離にも対応していければというところでしょうか。

全体としては4年生の層が厚いチームです。2年連続で箱根シード落ちと戦力からするとまさかという結果が続いておりますが、層の厚い世代が最終学年となった今シーズンはシード落ちした2年分の思いも込めて箱根に挑んでほしいと思います。2位通過は素晴らしい結果ではあると思いますが、明治大学の選手には笑顔はありませんでしたね。それほど上を狙っているということでしょう。まずは近年得意としている全日本大学で存在を証明したいところです。

さて、その全日本大学駅伝のチームエントリーを見ていきます。(敬称略)

4年:漆畑瑠人、小澤大輝、加藤大誠、櫛田佳希、下條乃將、富田峻平

3年:児玉真輝、杉彩文海

2年:尾﨑健斗、新谷紘ノ介、鈴木祐太、曳田道斗

1年:吉川響、堀颯介、室田安寿、森下翔太

やはり4年生の層が厚いこともあり、6人の4年生がエントリーされています。全て箱根駅伝予選会を走った選手です。疲労の抜け具合次第かと思いますが、万全であれば全員出走のような気もします。昨年区間二桁となった加藤選手にはリベンジの走りを期待します。

3年生からは、こちらも箱根駅伝予選会を走った二人がエントリー。児玉選手、杉選手に続く選手が出てきてほしいところでしょうが、全日本はこの2名。児玉選手は全日本は2年連続で好走しています。箱根駅伝予選会の勢いそのままに伊勢路を駆け抜けてほしいですね。

2年生からは箱根駅伝予選会を走った新谷選手、鈴木選手に加え、前回の全日本5区を走った尾崎選手と曳田選手がエントリー。2年生世代も選手が揃っている世代です。今後の明治大学のためにもこの世代にどんどん出てきてほしいところでしょうか。

1年生からは箱根駅伝予選会を走った安田選手、森下選手に加え、高校駅伝の好走が記録に新しい吉川選手の他、堀選手がエントリー。この世代もスカウトが非常に良かった世代ですよね。距離への対応次第ではありますが、複数名の駅伝デビューもあるのではないでしょうか。

さて、区間配置予想は以下の通りとしてみました。(敬称略)

1区:新谷

2区:児玉

3区:小澤

4区:安田

5区:加藤

6区:漆畑

7区:富田

8区:櫛田

1区は新谷選手と予想。箱根予選会でもチーム4番手に入っています。まずは最短区間(だが、非常に重要)で駅伝デビューと予想しました。スピードもある選手だと思います。

2区は児玉選手と予想。前回この区間を好走しています。良いイメージでレースに臨めるのではないでしょうか。前回のように、他校のエースと並走し、うまく流れに乗りたいところ。

3区は小澤選手と予想。今期5000m13分43秒を記録しており、スピードもある選手です。他校のエースとも十分に渡り合えると思います。明治大学としては3区終了時に上位に付けておきたいところでしょう。

4区は安田選手と予想。おそらく、1年生で最も長い距離に対応している選手だと思いますので、この区間三大駅伝デビューと思いました。

5区は加藤選手と予想。本来は7区や8区を走る選手だと思いますが、箱根予選会もチーム下位ということもあり、この区間と予想。主力である加藤選手をこの区間に配置することで他校に差を付けたいところです。

6区は漆畑選手と予想。ラストイヤーは全日本・箱根と駆け抜けたいところです。6区は選手層が如実に表れる区間ですので、ここに漆畑選手を配することが出来ればアドバンテージになるでしょう。こうやって見ると、やはり選手層厚いですよね。

7区は富田選手と予想。チームのエースだと思いますので、エース区間で起用されると見ました。箱根予選会の疲労次第ではありますが、ここで区間上位の走りを期待したいです。

8区は櫛田選手と予想。箱根4区、8区の経験があり、ラストの上りも苦にしないのではないかと思います。タフなコースに強い印象がありますし、単独走もできると思いますので、追う展開・追われる展開ともに対応してくれるでしょう。

箱根駅伝予選会の疲労が気になるところではありますが、過去2大会全日本大学駅伝では非常に良い走りを見せてくれています。箱根駅伝に向けて、勢いづく走りをチーム全体でしたいところでしょう。全日本大学駅伝優勝を狙いにいけるメンバーだと思いますので、前々回大会3位に入ったときのように、序盤から良い流れを作ることが出来れば、上位も見えてくるでしょう。