和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

神奈川大学 箱根駅伝2023予選会振り返り&全日本大学駅伝チームエントリー

全日本大学駅伝まで10日となりました。出雲駅伝から全日本大学駅伝までは中1ヶ月弱でその間にも箱根駅伝予選会もありますので、あっという間に感じられますが、全日本大学駅伝から箱根駅伝までは二ヶ月弱ということで、非常に長く感じるんですよね。ただ、間にはマラソンハーフマラソン、トラック記録会、箱根駅伝関連のイベント、または都大路などの駅伝が開催されるので、毎週末楽しくなることでしょう。マラソンに関しては、2023年がパリオリンピックに向けたMGCの開催年ですので、MGC出場権獲得で盛り上がることでしょう。また、大迫選手も第一線に戻ってきましたし、マラソン日本記録更新からも目が離せませんね。

さて、本日は神奈川大学について見ていきたいと思います。(敬称略)

まずは箱根駅伝予選会の振り返りからです。東海大学明治大学とともにトップ通過とも目されていましたが、まさかの予選会通過ならずという結果になってしまいました。

総合11位 10時間49分29秒

14位 1時間03分04秒 有村祐亮
46位 1時間03分56秒 宇津野篤
56位 1時間04分04秒 小林篤貴
89位 1時間04分37秒 佐々木亮
132位 1時間05分05秒 宮本陽叶
144位 1時間05分15秒 山田基貴
148位 1時間05分20秒 尾方馨斗
189位 1時間05分51秒 小林政澄
204位 1時間06分02秒 鈴木玲央
215位 1時間06分15秒 石口大地
以上、チーム10位以内
240位 1時間06分35秒 大泉真尋
302位 1時間07分29秒 中原優人

エース格の巻田選手がエントリーからも漏れてしまったこと、4年生の山﨑選手が故障で欠場と厳しい戦いとなることが予想されましたが、レースが始まる時点ではそれでも通過するであろうと私は思っていました。ただ、大後監督がコロナの影響もあり、夏合宿の仕上がりが良くなかったと仰っていたようです、その辺りも長い距離のレースには響いたということでしょう。全日本大学駅伝予選会をトップで通過した大学でしたので、驚きの結果ではありました。今年は全日本一本になってしまいましたので、全日本大学駅伝に万全の態勢で臨めるよう準備し、プラウドブルーの存在感を示してくれることでしょう。

個人別に見ていくと、チームトップは4年生の有村選手。山﨑選手がいない中、その穴を埋めるべく、上位でゴールしました。今年の箱根は10区9位で走っている選手です。4年生としてさすがの走りでした。全日本大学駅伝でも主要区間を担うことになるでしょう。

2番手は3年生の宇津野選手。宇津野選手は1年時から箱根駅伝にも出走している選手です。後半ペースは落ちましたが、63分台で粘り切りました。

3番手は3年生の小林篤貴選手。今シーズン10000mで28分54秒の自己記録を出している選手です。全日本大学駅伝予選会でも3組2位で走っている力のある選手です。ハーフの自己ベストを更新する64分4秒でゴールしました。

4番手は3年生の佐々木選手。佐々木選手と言えば、前々回の箱根10区で1年生ながら区間2位と好走した選手です。終始安定したペース(5km 15分20秒前後)で走り、64分台でゴールしました。

5番手は1年生の宮本選手。全日本大学駅伝予選会では1組2位と神奈川大学に勢いを付けた選手です。65分5秒という結果ではありましたが、長い距離にも対応してきており、全日本大学駅伝でも出走があるのではないでしょうか?

6番手はこちらも1年生の山田選手。宮本選手に続き65分15秒でフィニッシュ。この世代は宮本選手・山田選手が中心となってくるか。

7番手は3年生の尾方選手。今シーズン5000m14分10秒、10000m28分51秒を記録し、ともに自己記録を更新している選手です。勢いがある選手だと思いますので、今後の活躍が楽しみです。

8番手は3年生の小林政澄選手。ハーフ64分台を記録を持つ選手ですので、若干苦しい走りだったか。今年の箱根も4区を走っており、チームの中心選手だと思いますので、全日本大学駅伝での巻き返しに期待です。

9番手は4年生で主将の鈴木選手。今回は66分2秒とチーム下位となってしまいましたが、ハーフの自己記録は63分台の選手です。全日本大学駅伝での素晴らしい走りに期待チームの主力選手です。

10番手は2年生の石口選手。10000mの自己記録は30分30秒台の選手ですが、66分台前半でフィニッシュしています。

11番手は3年生の大泉選手。今年の箱根で8区を10位と好走している選手です。今回はチーム下位となってしまいましたが、全日本大学駅伝、ラストイヤーとなる来シーズンでさらなる飛躍となるか。

12番手は2年生の中原選手。今シーズン5000mでは13分46秒の素晴らしい記録を出しています。長い距離への対応は現在進行中かもしれませんが、上級生となる来シーズンは主力となる選手でしょう。

10位の国士館大学とは34秒差と一人当たり3.4秒の差という結果でした。山﨑選手、巻田選手の欠場が痛かったと言わざるを得ない結果でしたね。ただ、今回の予選落ちは神奈川大学を変えるのではないかと思います。エースに頼らない、そんなチームを作って来年は戻ってきてくれるでしょう。また、全日本大学駅伝予選会はトップ通過しており、箱根に出られない悔しさを如何に全日本大学駅伝にぶつけるかも楽しみです。

その全日本大学駅伝のチームエントリーを見ていきます。(敬称略)

4年:有村祐亮、島﨑昇汰、鈴木玲央、山﨑諒介

3年:宇津野篤、大泉真尋、尾方馨斗、小林篤貴、小林政澄、佐々木亮輔、巻田理空

2年:石口大地、中原優人

1年:酒井健成、宮本陽叶、山田基貴

4年生からは、箱根駅伝予選会出走こ有村選手、鈴木選手に加え、島﨑選手、山﨑選手がエントリー。山﨑選手の状態は気になるところではありますが、万全であれば主要区間を担う存在です。

3年生からは、箱根駅伝予選会出走の宇津野選手、大泉選手、尾方選手、小林篤貴、小林正澄選手、佐々木選手に加え、今年の箱根駅伝で1区を走った巻田選手がエントリー。巻田選手はエース級の選手ですので、山﨑選手同様万全であれば、主要区間を担う選手でしょう。箱根駅伝予選会エントリーから外れ、全日本大学駅伝のエントリーに入ってきたということは出走の可能性が高いのでしょうか?

2年生からは共に箱根駅伝予選会出走の石口選手、中原選手がエントリー。箱根予選会はチーム下位という結果でしたので、全日本では箱根予選会の分もぶつけてほしいですよね。

1年生からは、箱根予選会出走の宮本選手、山田選手に加え、酒井選手がエントリーされています。

山﨑選手、巻田選手が走れるか否かで、結果が大きく変わってくると思いますが、4年生の有村選手を中心に、層の厚い3年生世代の頑張りでシード権を獲得したいところです。

区間配置予想は以下としてみました。(敬称略)

1区:巻田

2区:有村

3区:小林篤貴

4区:宮本

5区:尾方

6区:鈴木

7区:宇津野

8区:佐々木

1区は巻田選手と予想。コンディション次第ではありますが、出遅れるとずるずる行きそうな気がしますので、箱根で1区を走っている巻田選手と予想しました。状態次第では、スピードのある中原選手もあるかもしれません。

2区は有村選手。箱根予選会もチームトップでしたし、主要区間を任せられることになるでしょう。2区終了時にはシード権内でレースを進めたいところ。

3区は小林篤貴選手と予想。箱根予選会もチーム4番手でしたし、全日本予選でも良い走りをしています。外さない安定感があるのではないでしょうか。

4区は宮本選手と予想。1年生ながら、全日本予選・箱根予選としっかり走っています。前半最後のこの区間三大駅伝デビューなるか。

5区は尾方選手と予想。箱根予選会はチーム7番手でしたが、今シーズン10000mで28分台の自己新を出している選手です。勢いそのままに駅伝でも結果を残してほしいです。

6区は主将の鈴木選手と予想。繋ぎ区間と言われますが、距離も伸びますので4年生の起用が良いかなと思いました。箱根駅伝予選会の悔しさを十二分にぶつけていただきたいです。

7区は宇津野選手と予想。1年次から箱根も走っており、長い距離も安定して走れる選手だと思います。なんとか他校のエースに食らいつきたいところ。

8区は佐々木選手と予想。1年次から箱根10区2位で走っています。最長区間でしっかり役割を果たしてくれることでしょう。

山﨑選手は外す予想としましたが、故障が癒えコンディションが整っているのであれば、3区や7区での起用かあると思います。そうなれば、チームとしても幅が広がるのではないでしょうか。全日本予選会はトップで通過していますが、箱根予選会の疲労に加え予選落ちしているチーム状況がどう作用するか気になるところです。ぜひ、シード権を獲得して来シーズンに弾みを付けてほしいです。