和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

全日本大学駅伝2022 結果と感想

全日本大学駅伝が終わりました。三大駅伝の二つがもう終わりました。駒澤大学の神がかった大会新記録で幕を閉じました。追い風の影響もあり、大幅に大会記録を更新しましたね。各校、課題と収穫があったレースかと思いますので、箱根出場校はここから箱根に向けて残り二ヶ月の取り組みに繋げてほしいです。まずは選手の皆さんお疲れ様でした。

 

それでは、関東の大学について振り返っていきたいと思います(敬称略)

総合1位 駒澤大学 5時間06分07秒(大会新)

1区:円 区間4位 27分17秒/総合4位 27分17秒

2区:佐藤 区間2位 31分13秒(区間新)総合2位 58分30秒

3区:山野 区間5位 34分01秒/総合1位 1時間32分31秒

4区:山川 区間1位 33分41秒/総合1位 2時間06分12秒

5区:篠原 区間2位 36分00秒/総合1位 2時間42分12秒

6区:安原 区間4位 37分27秒/総合1位 3時間19分39秒

7区:田澤 区間1位 49分38秒(区間新)/総合1位 4時間09分17秒

8区:花尾 区間1位 57分30秒/総合1位 5時間06分47秒

いやー、強かったですね。3区でトップに立つと、その後は一度も先頭を譲ることなく、独走。田澤選手の神がかった区間新記録もあり、2位の國學院に3分以上の差を付けるの圧勝でした。1区円選手がうまく滑り出し、2区佐藤選手がトップの創価と1秒差の2位で3区山野選手に渡したのが最高の流れでしたよね。3区山野選手は流石の安定した走り、4区は山川選手は区間賞の走りで良い意味で驚きを与えてくれました。5区、6区も危なげなく繋ぎ、7区田澤選手が格の違いを見せつける走りをしてくれました。8区花尾選手もセーフティリードの中、序盤からガンガンハイペースで押していき、区間賞の走り。見事でした。これで、三冠に大手をかけました。箱根もトップを取れるか!

 

総合2位 國學院大学 5時間10分08秒(大会新)

1区:島崎 区間18位 27分45秒/総合17位 27分45秒

2区:山本 区間7位 31分58秒/総合7位 59分43秒

3区:中西 区間6位 34分13秒/総合6位 1時間33分56秒

4区:藤本 区間4位 34分04秒/総合4位 2時間08分00秒

5区:青木 区間1位 35分50秒/総合2位 2時間43分50秒

6区:坂本 区間6位 37分47秒/総合3位 3時間21分37秒

7区:平林 区間4位 50分48秒/総合3位 4時間12分35秒

8区:伊地知 区間2位 57分33秒/総合2位 5時間10分08秒

國學院も安定した走りで過去最高順位の2位となりました。完全に上位定連校となってきました。1区で出遅れた時はどうなるかと思いましたが、2区山本選手、3区中西選手、4区藤本選手がしっかりとタスキを繋ぎ、5区青木選手は1年生ながら区間賞の走りでチームを2位に押し上げます。6区で一つ順位は下げたものの、7区平林選手、8区伊地知選手はさすがの走りでした。大会新記録での2位という結果は非常に喜ばしいもので、選手も嬉しく感じていると思います。一方で駒澤との差は3分以上つきました。この差を箱根でどう埋めるか、これからの取り組みが楽しみです。

 

総合3位 青山学院大学 5時間10分45秒(大会新)

1区:目片 区間2位 27分08秒/総合2位 27分08秒

2区:白石 区間16位 33分32秒/総合13位 1時間00分40秒

3区:佐藤 区間2位 33分52秒/総合11位 1時間34分32秒

4区:横田 区間2位 33分44秒/総合5位 2時間08分16秒

5区:岸本 区間4位 36分15秒/総合6位 2時間44分31秒

6区:中村 区間3位 37分21秒/総合4位 3時間21分52秒

7区:近藤 区間2位 49分52秒(区間新)/総合2位 4時間11分44秒

8区:宮坂 区間10位 59分01秒/総合3位 5時間10分45秒

区間二桁が二つとミスがあったのが敗因でしょう。1区は目片選手が決意の飛び出しで、大東文化のワンジル選手に抜かれるに留め、区間2位と好スタート。ただ、2区三大駅伝デビューの白石選手が苦しい走りとなりましたわ。ここのところ青山学院は全日本2区が鬼門になっています。ただ、ここから追い上げられるのが青山学院ですよね。3区佐藤一世選手が区間2位、4区横田選手が区間2位、5区岸本選手が区間4位、6区中村選手が区間3位といずれも区間上位で走り、6区終了時に総合4位、駒澤との差は2分ちょっとと2区終了時に付いた差がほとんど広がらない秒差に留めていました。7区近藤選手は突っ込むしかない状況の中、後半も粘り区間新の走り。ただ、今回も駒澤田澤選手か上回り区間2位でした。7区終了時点で優勝はかなり厳しいという状況でしたが、8区宮坂選手が懸命の走り。國學院に交わされたものの、3位表彰台を死守しました。青山学院は箱根に向けては闘志剥き出しでやってくると思います。また、青山学院にとっては箱根を最も得意としています。駒澤の三冠を阻むことができるか。これから2ヶ月の動向に注目です。

 

総合4位 順天堂大学 5時間10分46秒(大会新)

1区:平 区間12位 27分25秒/総合11位 27分25秒

2区:三浦 区間3位 31分27秒/総合3位 58分52秒

3区:野村 区間7位 34分17秒/総合2位 1時間33分09秒

4区:石井 区間5位 34分13秒/総合3位 2時間07分22秒

5区:海老澤 区間9位 37分06秒/総合5位 2時間44分28秒

6区:西澤 区間2位 37分09秒(区間新)/総合2位 3時間21分37秒

7区:伊豫田 区間6位 51分24秒/総合4位 4時間13分01秒

8区:四釜 区間3位 57分45秒/総合4位 5時間10分46秒

1秒差で表彰台を逃すこととなりました。これは悔しい結果でしょう。ただ、安定した走りをすることができたのではないでしょうか。欲を言うと、2区終了時にトップ、またはトップと秒差で繋ぐことが出来ていれば3区以降の展開も変わったかもしれません。西澤選手の区間新の走り、四釜選手の57分台の走りはあっぱれです。箱根に向けてはあと二人選手が必要になります。4年生5人を中心に下級生の台頭が求められます。

 

総合5位 創価大学 5時間12分10秒

1区:横山 区間5位 27分17秒/総合5位 27分17秒

2区:葛西 区間1位 31分12秒(区間新)/総合1位 58分29秒

3区:吉田 区間12位 34分58秒/総合4位 1時間33分27秒

4区:石丸 区間11位 34分51秒/総合6位 2時間08分18秒

5区:嶋津 区間3位 36分10秒/総合4位 2時間44分28秒

6区:新家 区間7位 37分57秒/総合5位 3時間22分25秒

7区:ムルワ 区間3位 50分37秒/総合5位 4時間13分02秒

8区:山森 区間11位 59分08秒/総合5位 5時間12分10秒

初出場で5位に入りました。素晴らしいの一言です。流れが良かったですよね。1区横山選手が区間5位と最高の滑り出し。その勢いを受けて、2区葛西選手が並み居るエース陣を押し退け、区間新で区間賞を獲得しました。この時点で創価のシードは固いと感じました。3区、4区は二桁順位となりましたが、5区に嶋津選手を配置したことで、勢いを取り戻し、7区ムルワ選手でシード権を確実なものにしました。前々回の箱根のような走りに向けて、勢い付いたのではないでしょうか。

 

総合6位 早稲田大学 5時間12分53秒

1区:間瀬田 区間11位 27分24秒/総合10位 27分24秒

2区:井川 区間6位 31分49秒/総合6位 59分13秒

3区:石塚 区間3位 33分59秒/総合3位 1時間33分12秒

4区:山口 区間3位 34分01秒/総合2位 2時間07分13秒

5区:小指 区間11位 37分12秒/総合3位 2時間44分25秒

6区:菖蒲 区間15位 38分58秒/総合8位 3時間23分23秒

7区:伊藤 区間5位 51分18秒/総合7位 4時間14分41秒

8区:佐藤 区間5位 58分12秒/総合6位 5時間12分53秒

箱根予選会から間もない開催でしたが、シード権を死守しました。近年、早稲田は全日本を得意としていますが、今回も前半で良い流れができました。特に、3区石塚選手、4区山口選手は共に区間3位とシード権をかなり手繰り寄せました。5区小指選手は途中まで良い走りを見せていましたが、お腹の違和感あったかペースダウンしてしまったのは残念でしたが、裏を返すとあのまま走れていれば区間上位だったかもしれませんね。箱根に向けて楽しみです。また、長距離区間は伊藤選手、佐藤選手が共に区間5位と順位を上げました。早稲田としては100点に近いレースだったのではないでしょうか。

 

総合7位 中央大学 5時間13分03秒

1区:千守 区間3位 27分13秒/総合3位 27分13秒

2区:山平 区間11位 32分58秒/総合11位 1時間00分11秒

3区:吉居駿恭 区間8位 34分21秒/総合10位 1時間34分32秒

4区:中澤 区間8位 34分37秒/総合10位 2時間09分09秒

5区:若林 区間6位 36分36秒/総合9位 2時間45分45秒

6区:吉居大和 区間1位 37分01秒(区間新)/総合6位 3時間22分46秒

7区:湯浅 区間10位 51分39秒/総合6位 4時間14分25秒

8区:阿部 区間8位 58分38秒/総合7位 5時間13分03秒

戦前は優勝候補にも上げられていましたが、中野選手の欠場、吉居大和選手が6区に回ったことで優勝は厳しくなった中、しっかりとシード権を獲得しました。1区千守選手が素晴らしい滑り出し。2区で後退してしまいましたが、以降5区まで区間中位を維持し、総合9位で6区吉居大和選手へ。大和選手は区間新、区間賞の走りで6位まで浮上。シード権にかなり近づきました。長距離区間二つは、もう少し上げたかったかもしれませんが、チーム状態が万全でない中の連続シード権獲得はチーム力が上がっている証拠でしょう。箱根に向けては、増える区間二つにフィットする選手が出てくるかというところ。山も経験者がいるので、今年以上の記録が見込めそうです。

 

総合8位 東洋大学 5時間13分10秒

1区:奥山 区間15位 27分33秒/総合14位 27分33秒

2区:石田 区間9位 32分21秒/総合9位 59分54秒

3区:児玉 区間10位 34分33秒/総合9位 1時間34分27秒

4区:前田 区間6位 34分24秒/総合8位 2時間08分51秒

5区:九嶋 区間5位 36分35秒/総合7位 2時間45分26秒

6区:村上 区間5位 37分41秒/総合7位 3時間23分07秒

7区:梅崎 区間7位 51分35秒/総合8位 4時間14分42秒

8区:柏 区間7位 58分28秒/総合8位 5時間13分10秒

前回大会、まさかのシード落ちでしたが、1年でシード権内に戻ってきました。ただ、シード権を獲得したとは言え、シード権ギリギリの8位です。本来この位置にいるチームでは無いと思いますので、箱根に向けてはもう一段も二段も上げてきてほしいです。レースを振り返ると、前半区間がバタバタし、後半区間の安定した走りでシード権を確保しました。東洋は層が厚くなっていますが、大エースが不在のため、昨年に続き、前半区間で苦戦しました。上位を目指すためには、1区のスペシャリスト、エース区間区間上位取れるランナーの養成が必要になってくるでしょう。6区村上選手、8区柏選手の北海道マラソン出走メンバーがしっかりと走れたことは収穫でした。村上選手は吉居大和選手に抜かれる難しい展開でしたが、冷静に走り切ることができました。今シーズンの東洋は箱根を最も得意とするチームだと思います。厚くなった選手層、スタミナ型のチームというストロングポイントを活かし、スピードにも対応出来るチームとして箱根に出陣してほしいです。

 

総合9位 明治大学 5時間15分29秒

1区:森下 区間8位 27分19秒/総合8位 27分19秒

2区:児玉 区間4位 31分35秒/総合4位 58分54秒

3区:櫛田 区間14位 34分59秒/総合5位 1時間33分53秒

4区:小澤 区間8位 34分37秒/総合7位 2時間08分30秒

5区:新谷 区間13位 37分30秒/総合10位 2時間46分00秒

6区:吉川 区間7位 37分57秒/総合9位 3時間23分57秒

7区:富田 区間8位 51秒36秒/総合9位 4時間15分33秒

8区:尾崎 区間15位 59分56秒/総合9位 5時間15分29秒

今回はシード権を逃すことに。1区森下選手は大学駅伝デビューですが、しっかりと役割を果たしました。また、2区の児玉選手は前回に続き、好走。素晴らしい滑り出しでした。ただ、箱根予選会の疲れもあったのか、3区以降で区間二桁が3つ出てしまい、シード権に届かずでした。ただ、下級生もこの駅伝を経験できたのは非常に大きかったと思います。強い4年制と下級生の力が融合すれば、箱根シードに近づくでしょう。

 

総合10位 東海大学 5時間16分01秒

1区:花岡 区間7位 27分18秒/総合7位 27分18秒

2区:梶谷 区間18位 33分36秒/総合15位 1時間00分54秒

3区:石原 区間1位 33分48秒/総合12位 1時間34分42秒

4区:川上 区間15位 35分16秒/総合13位 2時間09分58秒

5区:佐藤 区間8位 36分43秒/総合11位 2時間46分41秒

6区:宇留田 区間10位 38分21秒/総合12位 3時間25分02秒

7区:松崎 区間11位 52分05秒/総合10位 4時間17分07秒

8区:竹村 区間9位 58分54秒/総合10位 5時間16分01秒

シード権返り咲きを狙った東海大学ですが、総合10位と及ばず。1区花岡選手が素晴らしい走りを見せ、良い位置に付けましたが、2区が苦しい走りで一気に総合15位に沈みます。3区は復活の石原選手ですが、走りづらい位置だったとは思いますが、青山学院の佐藤選手と必死に前を追い、区間賞を獲得。長い間故障で戦列を離れていましたが、さすがですよね。インタビューでの涙は、ファンにとってもグッとくるものがありました。ただ、4区以降なかなか流れに乗れず、2年連続でシードを逃すことに。選手は揃っていますので、立て直してきてくれるでしょう。

 

総合11位 東京国際大学 5時間16分41秒

1区:冨永 区間16位 27分41秒/総合15位 27分41秒

2区:丹所 区間8位 32分08秒/総合8位 59分49秒

3区:白井 区間11位 34分35秒/総合8位 1時間34分24秒

4区:宗像 区間13位 35分00秒/総合11位 2時間09分24秒

5区:木村 区間12位 37分28秒/総合13位 2時間46分52秒

6区:川端 区間13位 38分47秒/総合13位 3時間25分39秒

7区:村松 区間12位 52分48秒/総合13位 4時間18分27秒

8区:ムセンビ 区間6位 58分14秒/総合11位 5時間16分41秒

山谷選手、ヴィンセント選手が外れる中、苦戦が予想されましたが、シード権を逃すことに。区間一桁は2区の丹所選手、8区のムセンビ選手のみ。なかなか流れに乗れませんでしたね。来年は強い4年生世代が抜けますが、予選会を勝ち抜いて、またレースを盛り上げてほしいです。箱根に向けて、シード権確保のためには、山谷選手、ヴィンセント選手の復活が不可欠です。

 

総合12位 神奈川大学 5時間17分30秒

1区:有村 区間13位 27分26秒/総合12位 27分26秒

2区:島﨑 区間12位 33分00秒/総合12位 1時間00分26秒

3区:宮本 区間16位 35分10秒/総合16位 1時間35分36秒

4区:小林政澄 区間7位 34分28秒/総合14位 2時間10分04秒

5区:尾方 区間15位 37分44秒/総合14位 2時間47分48秒

6区:中原 区間14位 38分54秒/総合14位 3時間26分42秒

7区:山﨑 区間8位 51分36秒/総合12位 4時間18分18秒

8区:小林篤貴 区間12位 59分12秒/総合12位 5時間17分30秒

全日本予選トップ通過の神奈川大学は序盤から苦しい走りとなりました。箱根予選会の疲れ、ショックもあり、なかなかコンディションを合わせるのが難しかったと思います。箱根予選会に出られなかった山﨑選手は7区で区間一桁の走りを見せてくれました。

 

総合13位 中央学院大学 5時間17分56秒

1区:小島 区間6位 27分17秒/総合6位 27分17秒

2区:吉田 区間5位 31分45秒/総合5位 59分02秒

3区:堀田 区間15位 35分00秒/総合7位 1時間34分02秒

4区:松島 区間12位 34分53秒/総合9位 2時間08分55秒

5区:川田 区間7位 36分37秒/総合8位 2時間45分32秒

6区:前田 区間15位 38分58秒/総合10位 3時間24分30秒

7区:荻沼 区間13位 53分32秒/総合11位 4時間18分02秒

8区:安藤 区間13位 59分54秒/総合13位 5時間17分56秒

1区小島選手、2区吉田選手で非常に良い流れが出来ました。その流れをキープしてなんとかシード権を獲得したかったですが、後半は区間二桁が続き13位という結果に。

 

総合14位 大東文化大学 5時間19分07秒

1区:ワンジル 区間1位 26分58秒(区間新)/総合1位 26分58秒

2区:菊地 区間13位 33分03秒/総合10位 1時間00分01秒

3区:入濱 区間12位 34分58秒/総合14位 1時間34分59秒

4区:久保田 区間10位 34分46秒/総合12位 2時間09分45秒

5区:大野 区間9位 37分06秒/総合12位 2時間46分51秒

6区:大谷 区間9位 38分04秒/総合11位 3時間24秒55秒

7区:谷口 区間14位 54分05秒/総合14位 4時間19分00秒

8区:西代 区間16位 1時間00分07秒/総合14位 5時間19分07秒

箱根予選会をトップ通過し、勢いそのまま登場。ワンジル選手が1区で区間賞を獲得し、そのまま行くかと思いましたが、その後は区間二桁も続き、14位でフィニッシュ。箱根予選会の疲れもあったか。箱根に向けて切り替え、ぜひ箱根ではシード権を獲得してほしいです。

 

総合15位 日本大学 5時間22分54秒

1区:下尾 区間17位 27分42秒/総合16位 27分42秒

2区:西村 区間14位 33分15秒/総合16位 1時間00分57秒

3区:ドゥング 区間9位 34分22秒/総合15位 1時間35分19秒

4区:安藤 区間17位 35分29秒/総合15位 2時間10分48秒

5区:大仲 区間18位 38分19秒/総合15位 2時間49分07秒

6区:三山 区間11位 38分31秒/総合15位 3時間27分38秒

7区:中澤 区間18位 54分41秒/総合15位 4時間22分19秒

8区:若山 区間18位 1時間00分35秒/総合15位 5時間22分54秒

関東地区の大学の最後となったのは日大でした。ドゥング選手以外区間二桁、ドゥング選手も区間9位ということで、苦しい結果に。苦しい時代が続いていますが、這い上がれるか。

 

駒澤強しという印象をより強固なものにした全日本大学駅伝でした。主力級の選手を欠いても、別の選手が出てきてしっかり仕事をする。チーム全体で底上げができています。青山学院は今回ミス(区間二桁)が二つありました。やはり、ミスをすると優勝は難しいということでしょう。箱根に向けて、どんな準備をしてくるか楽しみです。一方で勢いに乗ったのが國學院ですよね。駒澤、青学と比べると、選手層が気になるところではありますが、正月に向けて9番手、10番手の選手が台頭してくるか。また、創価は力があることを証明しました。強い4年生世代最後の箱根、掴みかけた栄光を手にすることができるか。順天堂、早稲田、中央、東洋も今回の結果には満足していないでしょう。今回の結果を糧に、箱根での快走に期待しましょう!シード権を逃した大学で箱根出場校については切り替えて、残り二ヶ月準備してほしいです。また、箱根の出場権を持たない神奈川、中央学院日本大学については、来年の予選会に向けて明日からまた始動することでしょう。