和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

全日本大学駅伝2022 区間別振り返り(1区)

今シーズンの三大駅伝も残すところ箱根駅伝のみとなりました。残り二ヶ月、各校距離への対応、中間層の底上げを実施し、ベストなコンディションで当日を迎えられることを切に願っております。出雲、全日本と駒澤大学が大会新記録で優勝。新時代の訪れを感じるとともに、箱根もそのような記録が出るのではないかと想像もされます。

さて、これから数日使い、全日本大学駅伝区間別に振り返っていこうと思います。本日は1区です。1区の結果は以下の通りでした。(敬称略)

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今回はこれまで見なかったレース展開でした。スタート直後に青山学院の目片選手が飛び出しましたね。他校は例年通りラスト1kmくらいまでは集団で進み、スパート勝負になると踏んでいたのではないでしょうか。誰も付いて行くことなく、集団を形成することになりました。目片選手は最初の1kmが2分41秒、後方の集団とは一気に差が付き、2キロ過ぎに既に20秒差。関東の大学は一団で進みました。2.5km過ぎに、大東文化のワンジル選手が集団から抜け出し、目片選手を追いかけます。そこに、國學院の島﨑選手も付いていきますが、本調子ではなかったこともあり5km手前では後方の集団に吸収されたでしょうか。7km過ぎには後方の集団もペースが上がり、集団が崩れてきました。8km過ぎでワンジル選手が大東文化のワンジル選手が、目片選手にも追いつき、そのままトップでタスキリレー。初の26分台という区間新記録でした。目片選手、一人旅はなかなか難しいところもあったか、少しずつ苦しい表情になる中、粘り切り、大きく遅れることなく2位でタスキリレー。目片選手の飛び出しには覚悟が感じられました。それほど、優勝するために駒澤に先着したいという思いが強かったのでしょう。プライド大作戦を体現した走りだったのではないでしょうか。区間3位に中央の千守選手が入りました。中央も万全のオーダーでは無い中、素晴らしい滑り出しを見せてくれました。4位に駒澤の円選手、5位に創価の横山選手、6位で中央学院の小島選手が同タイムで入りました。駒澤円選手としては、青山学院から大きく遅れることなく繋げました。これで、かなり駒澤の優勝が近づいたのではないでしょうか。初出場の創価横山選手も見事な走り。シード権が一気に近づきました。中央学院の小島選手、箱根に出場出来ないショックもあったと思いますが、素晴らしい走りでした。この走りがレース中盤までシード権内で走れたきっかけになりましたね。7位東海花岡選手、8位明治森下選手と共に1年生が入ってきました。しっかりと役割を果たしましたね。来年は主要区間での走りに期待したくなります。9位に日本学連選抜の亀田選手、10位に関西学院の井出選手が続きます。関東以外の大学にも全国級のランナーはたくさんいますよね。12位に早稲田の間瀬田選手、12位に順天堂の平選手、13位に神奈川有村選手、14位立命館大森選手が2秒差の中に入ってきました。ここまででトップの大東文化と28秒差となっています。15位には上位でレースを進めるためには遅れられなかった東洋奥山選手が入ります。16位には東京国際冨永選手。今回のオーダーからすると苦しい位置でのタスキ渡しとなりました。17位に日大の下尾選手が続き、18位は國學院の島﨑選手。関東勢の最下位という結果は、前回好走していただけに少し驚きの結果でしたが、どうやら体調が万全ではなかったようですね。箱根に向けて、コンディションが上向くと良いです。以降、関東以外の大学が続きました。

青山学院としては、最高のスタート、駒澤も秒差なので、十分すぎるスタートとなりました。初出場の創価も非常に良い滑り出し。一方、東洋、東京国際、國學院は苦しい滑り出しとなりました。特に、東洋は大砲がいない分、目標とする優勝争いは少し厳しくなった印象でした。

 

次回は2区の振り返りをしたいと思います。