和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

駒澤大学 箱根駅伝2023に向けて

11月も半分が過ぎました。本日は激坂最速王が開催されまたしね。城西大の斎藤選手、山本選手がワンツーフィニッシュ。前回箱根では山本選手が区間6位の走りでしたから、城西の山上りはかなり計算できそうですね。予選会突破校ですと、東海には吉田選手もいますし、何校が予選会からシード権を獲得することになるかも注目ですね。明日は上尾ハーフ、10000m記録挑戦会も開催され、駅伝ファンは盛り上がることになるでしょう。

さて、本日からは箱根駅伝に向けてと題し、各校の戦力や戦略について見ていきたいと思います。まずは出雲、全日本の二冠を達成し、三冠に向けて期待がかかる駒澤大学を見ていきます。

前哨戦となる出雲、全日本の結果から。

【出雲】

総合1位

1区:花尾 区間2位/総合2位

2区:佐藤 区間1位/総合1位

3区:田澤 区間2位/総合1位

4区:山野 区間2位/総合1位

5区:安原 区間1位/総合1位

6区:鈴木 区間1位/総合1位

 

【全日本】

総合1位 駒澤大学 5時間06分07秒(大会新)

1区:円 区間4位 27分17秒/総合4位 27分17秒

2区:佐藤 区間2位 31分13秒(区間新)/総合2位 58分30秒

3区:山野 区間5位 34分01秒/総合1位 1時間32分31秒

4区:山川 区間1位 33分41秒/総合1位 2時間06分12秒

5区:篠原 区間2位 36分00秒/総合1位 2時間42分12秒

6区:安原 区間4位 37分27秒/総合1位 3時間19分39秒

7区:田澤 区間1位 49分38秒(区間新)/総合1位 4時間09分17秒

8区:花尾 区間1位 57分30秒/総合1位 5時間06分47秒

出雲、全日本ともに圧勝と言えるのではないでしょうか。ともに大会新記録で優勝。田澤選手を中心としたチームで、非常にハイレベルな選手層となっています。箱根に向けても、間違いなく優勝候補筆頭でしょう。展開次第では、往路で先頭に立ち、復路はビクトリーロードになりそうな気もします。駒澤にとって怖いのはやはりブレーキ区間が出ることだと思いますので、順調に調整できている選手を見極めて起用することも監督には求められるでしょう。

中心となりそうなのは以下選手でしょうか。(敬称略)

4年生:田澤、山野、円、東山

3年生:鈴木、安原、花尾、白鳥、唐澤、青柿、赤星、金子

2年生:篠原、吉本、宮城

1年生:佐藤、山川、伊藤、帰山

4年生はなんといっても田澤選手。全日本では驚異的な区間新記録を樹立しました。今年は世界を経験して一回りも二回りも大きくなっていると思います。箱根では2区で65分台で区間賞が目標になってくるでしょうか。山野選手は9区を二度走っています。ハーフマラソンでも学生最高記録で走っていますし、距離が長くなれば長くなるほど強みが出せそうです。復路9区、10区で起用できるとアドバンテージとなります。円選手は全日本で三大駅伝初出場となりましたが、あとは20km超となる距離への対応でしょうか。東山選手も全日本の出場経験がありますので、最後の箱根狙ってくるでしょう。

3年生はタレント揃いの世代ですよね。なかなか足並みが揃わない印象がありますが、安定感ある花尾選手、故障の状態が気にはなる鈴木選手、前回3区で悔しい思いをした安原選手辺りが中心となるでしょう。花尾選手は出雲で1区を経験しましたので、本当にどの区間でも走れそうなクレバーな選手です。全日本では、それに加えアグレッシブさを見せてくれました。距離が長くなる箱根ではさらに持ち味が発揮されると思うので、期待です。前回4区を走っていますし、今シーズンの走りを見れば往路で登場するのではないかと思います。その他、白鳥選手は2年連続箱根を走っています。冬に向けて調子が上がってくる選手ということかもしれませんね。唐澤選手は今年の箱根では1区で好走しました。箱根駅伝優勝に向けて、なくてはならない存在なのではないでしょうか。往路は難しくても、復路出走に間に合わせられるか。前回山上り5区を走った金子選手の状態は分かりませんが、山の候補であるのは間違いないでしょう。赤星選手、青柿選手など三大駅伝経験者もこれからどれだけ上がっていけるか。

2年生は篠原選手の活躍が目立ちます。スピードもある選手ですし、ハーフの持ちタイムも61分01秒と大学トップレベルです。主要区間での起用も考えられます。吉本選手は先日の世田谷ハーフで好走していましたし、宮城選手は激坂最速王で好走しています。今後の取り組み次第では出走もあり得るのではないでしょうか。

1年生はなんといっても佐藤選手ですよね。出雲、全日本ともに区間賞を獲得していますし、1年生ながら他校の脅威になっています。がっちりした体格ですので、2区や4区もあると思いますし、スピードランナーですので1区や3区もあると思います。往路に登場する可能性が高いのではないでしょうか。加えて、全日本4区区間賞の山川選手。単独走でもハイペースで押していけることを証明しました。4区はアップダウンもあるコースでしたので、復路の7区や8区の起用も考えられると思いますし、往路の登場もあるかもしれませんね。その他、世田谷ハーフで64分前半で走った伊藤選手、全日本エントリーされていた帰山選手もいます。この世代も強くなりそうな予感がしますよね。

駒澤としては、なるべく早いタイミングで選手層の厚い青山学院を突き離したいところです。後半になればなるほど、選手層の厚い青山学院の走りはプレッシャーになると思います。田澤選手、佐藤選手、3年生世代を往路に起用し、先手必勝で盤石の横綱相撲としたいところです。優勝候補の筆頭と呼ばれ、三冠のプレッシャーがかかるところではありますが、そのプレッシャーを跳ね除けるだけの力、勢いが今の駒澤にはあると思います。