和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

中央大学 箱根駅伝2023に向けて

11月ももうすぐ終わりますね。本当に一年が早いです。昨日はMARCH対抗戦が盛り上がったようですね。この時期になると、大学ごとに取り組み方が全く異なるので、興味深いですよね。全日本以降は基本レースに参加せずに姿を暗ます大学もあれば、ロード、トラックともに参加し、自己ベストを連発することで、勢いを付ける(自信を付ける)大学に分かれています。その中でも、程度の差が出てきますよね。ただ、12月に入るとどの大学も基本的には身を潜め、箱根モードに入っていくことになると思います。今回は展開次第では10区日本橋辺りに観戦に行くのもありかなと思っている今日この頃です。(今年も、駅伝レースでは実質不可能な無観客が打ち出される可能性もありそうですよね。その場合は大人しく最後までテレビに齧り付きます)

さて、本日は昨シーズン全日本、箱根それぞれシードを獲得し、今シーズンは三大駅伝全てに出場することになり、前哨戦ではその存在感を見せつけた中央大学を見ていきたいと思います。まずは、出雲、全日本の振り返りから。(敬称略)

【出雲】

総合3位

1区:吉居大和 区間1位/総合1位

2区:千守 区間3位/総合2位

3区:中野 区間7位/総合3位

4区:阿部 区間3位/総合3位

5区:溜池 区間2位/総合2位

6区:吉居駿恭 区間4位/総合3位

出雲駅伝は優勝候補と周りから言われ、プレッシャーもある中で見事3位に入ってきました。なんといっても、吉居大和選手のロケットスタートですよね。他校を寄せ付けないスタートの走りは今年の箱根で見せてくれたものと同じでした。体調は万全では無かったようですが、ここまでの走りとは、他校からすると本当に脅威です。2区以降も非常に安定した走りを見せました。区間順位だけ見ると、3区の中野選手は関東の下位のように見えますが、他校の並み居る強豪と競った経験は次に活きるでしょう。10000mは既に28分00秒の記録を持っていますので、実力は十分です。また、5区、6区で1年生二人が区間上位で走れたのも大きいですよね。長い距離に適応すれば、箱根でも見られると思わせてくれました。

 

【全日本】

総合7位 中央大学 5時間13分03秒

1区:千守 区間3位 27分13秒/総合3位 27分13秒

2区:山平 区間11位 32分58秒/総合11位 1時間00分11秒

3区:吉居駿恭 区間8位 34分21秒/総合10位 1時間34分32秒

4区:中澤 区間8位 34分37秒/総合10位 2時間09分09秒

5区:若林 区間6位 36分36秒/総合9位 2時間45分45秒

6区:吉居大和 区間1位 37分01秒(区間新)/総合6位 3時間22分46秒

7区:湯浅 区間10位 51分39秒/総合6位 4時間14分25秒

8区:阿部 区間8位 58分38秒/総合7位 5時間13分03秒

続く全日本、出雲の結果を受け、メディアの注目も一段と高まりました。ただ、区間エントリーの時点で吉居大和選手、中野選手が外れる展開。何かあったかなぁと思いましたが、中野選手が補員、大和選手が6区と、スタート前から少し優勝争いから遠のいたという印象ではありました。しかし、大崩れしないのが今の中央ですよね。1区千守選手が素晴らしい滑り出し、2区で後退してしまいましたが、中盤は粘りの走りを見せ、大和選手のところで一気に6位に浮上。ここで、シード権を手繰り寄せました。大和選手のゲームチェンジャーとしての走りが光ります。7区、8区は前を追いたかったところかもしれませんが、まずまずの走りで7位フィニッシュ。前回より一つ順位を上げて、2年連続でシード権を獲得しました。

こうなると、箱根駅伝の走りに俄然注目が集まります。前回6位以上の成績を目指し、トップ3に入りたいところでしょうか。今シーズンの走りを受け、その箱根駅伝でエントリーに入ってくるであろう選手をピックアップしてみました。(敬称略)

4年生:千守、若林、中澤

3年生:吉居大和、中野、湯浅、伊東大翔

2年生:阿部、東海林、山平

1年生:吉居駿恭、溜池、伊東夢翔

4年生の千守選手は出雲、全日本で好走しています。ともに距離の短い出雲2区、全日本1区だったこともあり、長い距離への対応が分かりませんが、二年時に1区を走り、苦しい走りとなりましたので、ぜひリベンジしてほしいですよね。若林選手は三年連続で6区を走っていますし、中澤選手は二年連続復路で好走しています。この二人を復路にしっかり配置することができれば、復路も上位校にも喰らい付けると思いますし、往路の展開次第では優勝争いに食い込むこともできると思います。

3年生では、吉居大和選手、中野選手は往路を担うと思います。特に大和選手がどこを走るか、他校はヤキモキしますよね。今年の1区の暫定エントリーは様子見となりそうです。湯浅選手は前回9区を好走していますから、今回も復路をしっかりと固めてくれると思います。伊東大翔選手も初出場を狙ってくるでしょう。

2年生は阿部選手は前回同様5区を走ることができればアドバンテージとなります。平地の走力も上がっていると思いますので、前回以上の記録が期待できるのではないでしょうか。山平選手は全日本のリベンジを期してくると思いますし、東海林選手も初の三大駅伝に向けて準備していることでしょう。

1年生は吉居駿恭選手が前哨戦二つとも出走してるので、出てくると思います。そのほか、溜池選手、伊東夢翔選手辺りも入ってくることでしょう。

展開次第では往路優勝も狙える布陣だと思います。復路にも選手を残せる選手層があると思うので、シード権は確実に、トップ3の牙城を崩す最先鋒かもしれません。今年も大会を盛り上げてくれること間違いないでしょう。