和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

東洋大学 箱根駅伝2023に向けて

本日はクイーンズ駅伝が開催されますね。選手の皆さん、悔いの残らないレースとなると良いなと思いつつ、安全安心な駅伝になることを切に願っております。優勝争いという点では、積水化学が強いのではと思いますが、資生堂も強いですし、プリンセス駅伝から上がってきた九電工も面白いですよね。また、本日は小江戸川越ハーフマラソンが開催され、東洋の選手が多く出場していました。どちらかというとペース走の感はあり、調整の一環としての出場ということであったでしょうか。箱根駅伝に向けて期待が高まります。

本日はその東洋大学について見ていきたいと思います。まずは、出雲、全日本の振り返りから。(敬称略)

【出雲】

総合9位

1区:児玉 区間13位/総合13位

2区:甲木 区間7位/総合10位

3区:石田 区間9位/総合10位

4区:佐藤 区間11位/総合10位

5区:前田 区間9位/総合9位

6区:吉田 区間8位/総合9位

一区で大きく出遅れ、ほぼ見せ場のない駅伝となってしまいました。終始下位に沈み、テレビ中継で取り上げられることもほぼありませんでしたね。強風の中、単独走を強いられたという状況はありましたが、三大駅伝初戦、少し不安な立ち上がりに。

【全日本】

総合8位 東洋大学 5時間13分10秒

1区:奥山 区間15位 27分33秒/総合14位 27分33秒

2区:石田 区間9位 32分21秒/総合9位 59分54秒

3区:児玉 区間10位 34分33秒/総合9位 1時間34分27秒

4区:前田 区間6位 34分24秒/総合8位 2時間08分51秒

5区:九嶋 区間5位 36分35秒/総合7位 2時間45分26秒

6区:村上 区間5位 37分41秒/総合7位 3時間23分07秒

7区:梅崎 区間7位 51分35秒/総合8位 4時間14分42秒

8区:柏 区間7位 58分28秒/総合8位 5時間13分10秒

迎えた全日本、これまで1区を担ってきた児玉選手を3区とし、1区に奥山選手を起用します。しかしなが、1区で総合14位とまたも出遅れてしまうことに。前半のスピード区間では追い上げ叶わずも、4区以降は安定した走りを見せ、8位でフィニッシュ。昨年逃したシード権を見事取り戻しました。また、三大駅伝初出場の村上選手が6区5位と好走したのは収穫であったのではないでしょうか。8区柏選手も夏の北海道マラソンのダメージは少なからずあったと思いますが、区間7位、58分28秒という好記録で走り切りました。出雲からは東洋の持ち味を見せられたとは思いますが、上位校との差を感じずにはいられない前哨戦となったことは確かでしょう。しかし、箱根駅伝には抜群のピーキングを見せ、元々距離が長くなれば、長くなるほど持ち味を発揮するチームです。また、今年度のチームは選手層も厚くなっているため、直前でコンディションが思わしくない選手に替えて、コンディションの良い選手を起用することも可能になっています。駅伝ではミスしないことが求められますので、これは強みになるでしょう。

それでは、箱根駅伝のエントリーに入りそうな選手をピックアップしてみます。(敬称略)

4年生:前田、児玉、木本、清野、柏

3年生:松山、佐藤、九嶋、奥山、熊崎、村上

2年生:石田、梅崎、小林、吉田、甲木

1年生:緒方、西村、網本

4年生は、主将の前田選手が安定した走りを見せてくれます。個人的には、復路の8区から10区でいぶし銀の走りを見せてくれるのが、楽しみです。前回の9区の走りは非常に良かったですからね。最後の箱根ですので、もう一つ殻を破った走りに期待します。また、児玉選手は箱根の1区を2回走っています。前回は遅れてしまいましたが、最後の箱根駅伝は1区の好走を見たいです。児玉選手としても期するものがあるでしょう。その他、木本選手、清野選手、柏選手は誰が走っても復路をしっかりと担えると思います。4年生が充実していることもあり、大きく崩れそうにないのも強みの一つですよね。特に、清野選手は2年連続で10区を走っており、前回大会は区間2位と好走しています。今回も最後の最後までもつれる展開になると思いますので、10区を得意とする清野選手の存在はとても強みになります。

3年生はエースの松山選手がまず上がるでしょう。今シーズンは夏までは順調に来ていたようですが、駅伝シーズンに入る前の故障により出雲、全日本は不出場となってしまいました。箱根に向けては松山選手が2区を走れるかどうかで結果が大きく変わってくると思いますので、何とかコンディションが整うと良いなと思います(もちろん無理だけはしないでほしいです)。他にも、オールラウンダーの佐藤選手、2年連続6区を走っており、今回も6区出走が考えられる九嶋選手、10000mチームトップの記録を持つ熊崎選手も入ってくるでしょう。佐藤選手は出雲以降の状況が分かりませんが、往路も復路も走れそうな印象です。熊崎選手は今シーズン活躍していますよね。往路3区で登場するのではないかと勝手に想像しています。また、全日本出走の奥山選手、村上選手辺りが入ってきそうですね。村上選手は夏の北海道マラソンを走っており、スタミナがある選手ですので、復路後半気温が上がる区間での登場があるかもしれません。

2年生は前回箱根7区を走っている梅崎選手、真のエースとなれるか石田選手。今シーズンの成長著しい、小林選手・吉田選手。長い距離にどこまで対応できるか甲木選手辺りが入ってくるでしょうか。石田選手は前回は距離への対応が十分ではなかったということでしたが、今回は夏の練習もしっかり積めたということで往路の主要区間で登場してくれるのではないでしょうか。梅崎選手は4区や復路8区から10区などタフなコースで持ち味が発揮されそうです。

1年生は緒方選手、西村選手、網本選手が入ってきそうでしょうか。緒方選手は1区もありそうですし、西村選手はクロカンでも強さを発揮していましたので、山の準備をしているのではないかと勝手に想像しています。網本選手も複数回ハーフマラソンも走っており、距離への対応を見せてくれています。

上記の通り、確実に選手層は厚くなっております。上位校に比べるとスピードが及ばない部分があるようにも思えますが、スタミナ面では互角かそれ以上だと思います。そういう意味ではスタミナが求められる箱根駅伝ではしっかりと見せ場を作ってくれるのではないかと思います。酒井監督は現実的に3位が目標になるという趣旨の発言をされていました。確かに、駒澤、青山学院、國學院は10km前後のレースでは格上かもしれません。しかし、箱根駅伝は20kmを超えるレースです。この3校に割って入る筆頭は東洋大学となるかもしれません。