和菓子好きの駅伝ブログ

陸上競技、特に大学駅伝(箱根駅伝・全日本大学駅伝・出雲駅伝等)を中心にまとめています。

東海大学 箱根駅伝2023に向けて

12月になりました。今週末は福岡国際マラソンが開催されます。運営体制変更後、初の開催ですが、どのような中継になるか楽しみにしています。帝京大学在籍中に2年連続箱根5区で区間賞を獲得した市民ランナーの細谷選手も出場するようです。福岡国際マラソンはそれほどアップダウンはないと思いますが、前半に小田部大橋、別府大橋がありますし、後半も橋を渡る際にアップダウンがありますので、どのような走りを見せてくれるか楽しみです。

さて、本日は秋シーズンにおいて、エースが復活するも、足並みが完全には揃っていない印象を受けた東海大学について見ていきます。まずは、箱根予選会、全日本大学駅伝の振り返りから。(敬称略)

【箱根予選会】

総合9位 東海大学 10時間47分03秒

26位 1時間03分18秒 吉田響
47位 1時間03分57秒 石原翔太郎
49位 1時間04分01秒 松崎咲人
58位 1時間04分05秒 鈴木天智
81位 1時間04分29秒 佐藤俊輔
101位 1時間04分43秒 宇留田竜希
146位 1時間05分16秒 竹割真
161位 1時間05分31秒 金澤有真
180位 1時間05分44秒 入田優希
196位 1時間05分59秒 杉本将太
以上、チーム10位以内
236位 1時間06分32秒 湯野川創
270位 1時間07分01秒 川上勇士

石原選手が長い距離への対応が万全とは言えない中でも、しっかりと63分台で走り切り、また石原選手をフォローする形でチームトップの走りを見せた吉田選手の二人が中心になりました。チーム3番手の松崎選手からは64分台の記録、チーム7番手の竹割選手から65分台となりました。10000mの持ちタイムが上位の選手で箱根予選会に出場できていない選手も複数名いたこともあり、総合9位で本戦への切符を獲得しました。戦前はトップ通過とも目されており、それだけの選手が揃っていると思いますので、喜べる結果ではなかったかもしれません。ただ、1位でも9位でも通過は通過ですので、本戦に向けて、チーム全体でコンディションを整えていってほしいなと思う結果でした。

【全日本】

総合10位 東海大学 5時間16分01秒

1区:花岡 区間7位 27分18秒/総合7位 27分18秒

2区:梶谷 区間18位 33分36秒/総合15位 1時間00分54秒

3区:石原 区間1位 33分48秒/総合12位 1時間34分42秒

4区:川上 区間15位 35分16秒/総合13位 2時間09分58秒

5区:佐藤 区間8位 36分43秒/総合11位 2時間46分41秒

6区:宇留田 区間10位 38分21秒/総合12位 3時間25分02秒

7区:松崎 区間11位 52分05秒/総合10位 4時間17分07秒

8区:竹村 区間9位 58分54秒/総合10位 5時間16分01秒

箱根予選会から3週間後に行われた全日本大学駅伝は総合10位と2年連続でシード権を逃すこととなりました。一方で1区を走った花岡選手が区間7位と有力校から秒差の位置で繋いだことは収穫でした。あとは長い距離への対応でしょうか。また、3区を走った石原選手は復活の区間賞。駅伝での強さはピカイチです。こちらも故障の影響もあり距離は踏めていないと思いますので、全日本以降長い距離に合わせてきてくれることでしょう。それ以外の区間区間10番前後が続き、なかなか追い上げることができませんでした。2年生の吉田選手は箱根の山上りに専念するとのことで全日本出走が無かったことも影響したでしょうか。

箱根に向けてエントリーされそうな選手をピックアップしました。(敬称略)

4年生:宇留田、金澤、川上、佐藤、杉本、松崎、竹村

3年生:石原、入田、神園、松尾

2年生:越、梶谷、吉田

1年生:花岡、鈴木、竹割

4年生は層が厚く、大崩れすることなく走ってくれるでしょう。川上選手は2年連続で6区を好走していますから、今回も6区だとすればアドバンテージとなります。松崎選手は前回2区は苦しい走りとなりましたが、今回も3区、4区辺りで登場するのではないでしょうか。その他の4年生も往路を走る可能性もありますが、復路をしっかりと走れそうな選手が揃っています。一つの目標がシード権獲得になると思いますので、10位前後を多くの大学で争う展開になったときのアドバンテージになるかもしれません。

3年生は石原選手が往路に登場するでしょう。神園選手は前回3区のリベンジを果たすべく燃えているでしょうし、入田選手は前回以上の走りを、松尾選手は初の箱根駅伝出走に向け準備をしていることでしょう。

2年生は前回7区好走の越選手のコンディションがいかほどか。万全であれば往路に登場する選手かと思います。吉田選手は前回5区を好走しており、今回も準備を進めているでしょうから、ここでかなりのアドバンテージを築けるのではないでしょうか。梶谷選手は全日本では苦しい走りとなりましたが、10000mの持ちタイムは28分27秒を持っています。ロードの走りに繋げられるか。

1年生は全日本1区好走の花岡選手、箱根予選会でチーム4番手の鈴木選手、同7番手の竹割選手辺りが入ってくるのではないでしょうか。

箱根予選会、全日本と万全ではない印象を受けた東海大学ですが、元々トラックの持ちタイムは有力校にも劣らないレベルです。ロードはトラックでの持ちタイムでは測れない部分はありますが、トラックの結果をロードに繋げてほしいですよね。また、山は上りも下りも計算出来そうですから、これはかなりアドバンテージになると思います。前半の流れ次第ですが、6区終了時に5番手辺りに付けている可能性は十分にあると思います。後半区間をしっかりと4年生が担えれば、前回わずかに届かなかったシード権も奪還することができるのではないでしょうか。